トイレ掃除で尿石を落とす方法!洗剤選びや重曹・クエン酸も!
「黄ばみがなかなか綺麗にならない」ということがありますよね。
トイレ掃除をしていて、賃貸や中古物件で入居した時には、既に黄ばんでいることも珍しくありません。
この汚れの正体は、「尿石」である可能性が高いです。
これさえ落せたら綺麗になるのに、何をやっても落ちないと途方に暮れてしまいますね。
この尿石で悩んでいる人は結構多いみたいです。
そこで今回は、トイレ掃除で尿石を落とす方法についてご紹介します!
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コンテンツ
トイレ掃除で落ちにくい尿石・そもそもどんな汚れ?
尿石というと、尿なのか、石なのか、度々激痛を引き起こす尿路結石のようなものなのか、よくわからない人も多いと思います。
もちろん、実際には石ではありません。
尿に含まれる成分が、石のように硬くなってしまったもののことです。
これが汚れやニオイの元なのですが、尿の中のカルシウムなどが結晶化して固まった尿路結石とほとんど同じでものです。
腎臓や尿管などで固まってしまうと、胆石や急性膵炎とともに「三大激痛の1つ」と呼ばれるほど厄介なものですが、便器内でも固まってしまうのもこれまた厄介な存在です。
水が流れるところは大丈夫かもしれませんが、 便器の淵や裏にも尿が付着して作られてしまうのです。
これを放置したままにしておくと硬くなって落とせなくなりますので、トイレ掃除はこまめに隅々まで行わなくてはいけません。
トイレ掃除で尿石を落とす方法・洗剤の選び方は?
尿石を落とすのなら、 酸性の洗剤でトイレ掃除を行うことが重要です!
そして、尿石を落としてくれる有名な洗剤となると「サンポール」です。
昔ながらの洗剤ですが、「やはりこれが一番!」という人が多いです。
方法としては、まずトイレに溜まっている水を抜き、便器にサンポールをかけます。
淵の部分や便器のカーブになっている部分は、洗剤が流れて落ちてしまいますので、最初にトイレットペーパーを敷いてそこに洗剤をかけて染み込ませるのが得策です。
10分程度置いてからブラシで擦って下さい。
ただし、現在の便器は 樹脂製のものも多く、トイレメーカーは酸性の洗剤の使用をNGとしています。
樹脂は耐酸性がないので素材が傷んでしまう可能性があり、傷むとまた汚れが付着する原因になってしまうので迷いどころですね。
では、他の方法を考えてみましょう!
クエン酸、重曹、サンドペーパーも使える?
使用NGとされている酸性の洗剤を使用したくない人は、 クエン酸と重曹で落とすこともできます。
こちらも同じようにまずは便器の水を抜きます。
そして、クエン酸水を作り便器に振りかけ、その後重曹を撒いて下さい。
すると、泡が発生してきて汚れが溶けるように落ちていきます。
クエン酸と重曹を合わせることで化学反応が起こり、頑固な汚れを落としてくれるのです。
「クエン酸=酸性」「重曹=アルカリ性」ですが、酸性の洗剤を使うよりクエン酸をかけてから重曹を撒くと、便器にかかるダメージも少なくなります。
なかなか汚れが落ちない時は、 耐水性のサンドペーパー(紙やすり)で擦るという方法もあります。
つまり、物理的に尿石を削って落とすのです。
ただし、汚れだけでなく便器も傷つけてしまう可能性が高いため、あくまで最終手段にした方が良さそうです。
スチールたわしなどを使うのも同様です。
どうしても落ちない時は専門の業者に依頼して除去してもらうこともできますが、家にあるもので落とせるのですから、クエン酸と重曹はトイレ掃除の必需品としておきましょう!
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