干し椎茸の戻し方!ぬるま湯と砂糖で時短!急ぎなら電子レンジで!
干し椎茸。
煮物や味噌汁などの具材としても重宝する乾燥した状態から水で戻すと「出し汁」としても使用でき、和食には欠かせない存在です。
干すことで生よりも旨味が増している干し椎茸ですが、実は正しい戻し方をしないと旨味が半減してしまうこともあります。
とはいえ、日々の調理の中では急ぎの場面もありますし、 短時間で手早く戻して使用したいという状況もありますよね。
そこで、干し椎茸の戻し方についてご紹介しますが、なるべく時短を意識してみますね。
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干し椎茸の戻し方・ぬるま湯と砂糖で手早く時短!
干し椎茸などの乾物は、 「冷水で戻す」という方法が基本です。
ただし、「どうしても時間がない」「手早く調理に移りたい」という時は、冷水よりもぬるま湯を使用した方が早く戻せます。
注意事項として・・・
ぬるま湯に入れてしまうと椎茸が水分を吸収しすぎてしまい、食感が落ちてしまいます。
そこで、ぬるま湯に少量の 砂糖を入れて浸透圧を調整してあげると、食感を損なわずに戻すことができます。
「なぜ塩ではなく砂糖を使用するのか?」という点については、塩の場合は水分の吸収を抑える働きが強くなるため逆効果で、砂糖の方が早く戻せるというわけです。
干し椎茸の戻し方・急ぎの場合は電子レンジでも!
さらに急ぎの場合、 電子レンジを活用することで手早く戻すことができます。
方法としては・・・
1.干し椎茸を水で軽く洗う。または、濡らした布巾などで拭い汚れを取り除きます。
2.耐熱容器に干し椎茸を載せ、それがかぶるくらいの水を入れます。
(※ラップを落とし蓋のようにかけておくと万遍なく仕上がります)
3.500~600Wで3分程度加熱しましょう。
加熱が終了したら、粗熱が取れるまで冷ましましょう。
たったこれだけですが、やわらかく仕上がりますし、含まれる栄養素が大量に流れ出ることは避けられます。
最も手軽な方法ですので、急ぎの場合はぜひお試し下さい。
干し椎茸の戻し方・時間をかけて美味しくするには?
実は、干し椎茸は 加熱によって旨味が損なわれてしまいます。
ぬるま湯や電子レンジを使用するとその旨味成分が壊れてしまうため、時間がある時は正しい戻し方を実践して下さい。
その方法としては・・・
1.干し椎茸を戻す前に軽く洗うか、布巾で拭っておきます。
2.次に、タッパーやボウルなどに入れて、冷たい水をひたひたになるように注ぎます。
(※出し汁も利用する場合は多めに)
3.冷蔵庫に入れて1晩以上放置します。
(※サイズが大きい時には2~3日置いておいても良いです)
干し椎茸の旨味成分となる酵素は 10℃以上で溶け出してしまうため、実際は常温もNGです。
具材として使用する場合は、冷蔵庫などに入れて冷やしておくのがベストです。
また、使用する水も、浄水した水など質の良いものを選びましょう。
注意事項として、時間をかけた分だけ旨味も増しますが、5日以上そのまま保存しておくと今度は食感がどんどん落ちていきます。
限界がくる前にしっかり使い切って下さい。
そして、戻し汁には旨味成分が凝縮されて残っていますので、捨てずに煮物や汁物の出し汁として活用しましょう。
お料理の具材として使用する際は、加熱し過ぎが一番の問題ですから最後に投入して下さいね!
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