グレープフルーツの名前の由来と主な種類!使用された交配種は?
グレープフルーツ。
酸味があって爽やかな味わいの果物、柑橘類の中ではやや大きい方で、色は黄色の皮をしているのに、なぜか“ぶどう”を意味するグレープという言葉が名前に付いてますね。
見た目からは全く似つかわしくない名前ですが、どうしてグレープフルーツと呼ばれているのかご存じでしょうか?
それは、この果物ならではのある特徴に由来しています。
そこで、今回はグレープフルーツの名前の由来や主な種類、使用された交配種などをご紹介します!
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グレープフルーツの名前の由来は?
グレープフルーツは、スーパーなどで売られている時には1つ1つになっているので、私たちが目にする時にはぶどうには似ていませんね。
ですが、実はグレープフルーツという名前の由来は、まさにぶどうを意味する グレープに似ているから付けられたのです。
では、どこがグレープに似ているのでしょうか?
グレープフルーツは、収穫される前はみかんなど他の柑橘類のように木に実っています。
しかし、他の柑橘類とは異なり、この木になっている状態の時、1つの枝にまるでぶどうの房のように集まって実を付けています。
もともと亜熱帯地域の果物でほとんどが輸入ですが、鹿児島県や和歌山県などでわずかに生産されています。
栽培されている様子を目にする機会があれば、グレープという言葉の由来も納得できるはずです。
グレープフルーツの主な種類は?
グレープフルーツの主な品種は、 ホワイト種、ピンク種、ルビー種の3種類です。
これは、主に果肉の色によって分類されています。
ホワイト種は一番酸味が強くてほのかに苦味もあり、ルビー種は酸味が控えめで甘みが強い品種といわれています。
栄養満点のフルーツで、 美肌効果や ガン予防、 疲労回復などに効果がありますが、グレープフルーツジュースは様々な薬との相互作用が問題とされています。
高血圧や不整脈などの薬を飲んでいる方は、医師から避けるように注意されるはずです。
グレープフルーツを使った交配種は?
グレープフルーツと他の柑橘類を 交配して生まれた果物というのもあります。
スウィーティーは、文旦とグレープフルーツを交配した品種で、主にイスラエルなどで栽培されています。
特徴としては、皮が緑色で果肉が薄い黄色です。
酸味は少なく、さわやかな甘みを持っています。
アメリカでもスウィーティーは栽培されていますが、アメリカ産のものは 「オロブランコ」と呼ばれています。
同じく、文旦とグレープフルーツの交配種に「メロゴールド」という果物もあります。
こちらは カルフォルニアで主に栽培されていて、ジューシーで強い甘みを持つことが特徴です。
皮は黄色に近い緑色で、大きさもグレープフルーツやスウィーティーと比べると一回り大きめです。
グレープフルーツの名前の由来や種類、交配種をご紹介しました。
ぶどうの房のように実がなる姿を一度見てみたいですね。
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