ニラの栄養成分と効果・効能・カロリー!妊婦さんにも有効?
通年スーパーで見かけるニラですが、実は早春頃が旬の野菜です。
レバニラ炒めや餃子、ニラ玉など、様々なスタミナ料理にもよく活用されていますね。
そのイメージを裏切ることのない、 栄養満点の野菜です。
ニオイやクセがあるため苦手な人もいるかもしれませんが、老若男女問わず優れた健康維持効果が期待できます。
では、ニラの栄養成分や効果、効能、カロリーについてご紹介しましょう!
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ニラの栄養成分とカロリーは?
一般的にニラと聞くと、緑色の物を想像しますね。
実は、緑の葉ニラ、黄色の黄ニラ、夏に収穫される花ニラの3種類があります。
旬は早春辺りですが、暑さにも強いので真夏でも収穫できます。
カロリーは、100g当たり約20kcalです。
そのほとんどが水分なので、低カロリー食材といえます。
含まれる栄養素としては・・・
・β‐カロテン
・ビタミンB2、C、E
などが多く含まれます。
また、あの独特の臭いは硫化リアルの一種である 「アリシン」という成分です。
硫化リアルは玉ねぎやにんにくにも含まれていますが、加熱すると甘みや旨味の成分に変性する特徴を持っています。
ニラの効果・効能は?
ニラの主な効能として・・・
・疲労回復
・滋養強壮
・免疫力の向上
・生活習慣病の改善
・ガン予防
・肌の美容
などが挙げられます。
アリシンはビタミンB1の吸収率を高める作用があるため、レバーや豚肉などと一緒に食べることで疲労回復や滋養強壮などの効果を高めることができます。
また、免疫力を向上させる働きがあるため、風邪などの感染症やガンの予防にも繋がります。
さらにアリシンは血行を促進し、冷え性や動脈硬化などの 生活習慣病の改善にも一役買ってくれる存在で、キムチ鍋などに大量に入れて食べるのもおすすめです。
ニラは緑黄色野菜であり、β‐カロテンが豊富なことで抗酸化作用に優れ、アンチエイジングにも有効です。
抗酸化作用とは、日々のストレスが蓄積されることにより、体内で活性酸素が大量に増えるのを抑制する働きのことです。
女性は特に肌のシミ、しわ、黒ずみなどにも効能を示しますし、若返りの効果が期待できるとされています。
β‐カロテンは体内でビタミンAに変性する特徴もあるため、 肌や粘膜の保護などにも優れています。
現代社会ではストレスにより自律神経が大幅に乱れることも多いため、抗酸化物質は必要不可欠ですが、ニラのビタミンEも強い抗酸化物質であり、ビタミンCと同時に摂取することでその働きも強化されます。
ストレスに負けない体を作り、 動脈硬化や心筋梗塞、ガンにも負けない体を作ることも可能です。
ニラの栄養・妊婦さんに良い?
お腹が大きくなり、どうしても疲れやすい状態にある妊婦さんにもニラはおすすめの食材です。
レバニラにすれば鉄分も補給できるため、貧血予防にも繋がります。
ただし、レバーはビタミンAも多く含まれているため、特に妊娠初期の食べ過ぎには注意した方が良さそうです。
また、ニラに含まれる免疫力を強化する力は、体調が悪くても薬などに頼ることが難しい妊婦さんには嬉しい働きとなるでしょう。
他にも、妊娠初期の胎児の成長に欠かせない葉酸なども含まれているため、奇形などの心配を取り除くためにも摂取しておきたいですね。
ただし、消化しにくい太くて硬い食物繊維も含まれています。
本来は便秘解消に役立ちますが、食べ方によっては消化不良を起こすことがありますので、過剰摂取だけには気を付けて下さい。
いかがでしたか?
夏は夏バテ予防に、冬は風邪予防にと、1年通して健康維持に役立つニラはかなりの優良食材といえそうですね。
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