血液がドロドロになる原因!食べ物・お酒・タバコも病気に影響!
「血液がドロドロ」と聞くと、とても不健康なイメージが湧きますよね。
ただし、実際には粘度が増してドロドロになっているわけではありません。
何らかの理由で、血液が流れにくくなっていたり、血液を構成する成分の働きが鈍くなっている状態のことをいいます。
もちろん、その状態が続くと重大な病気を発症する原因になるため、サラサラといわれる状態に近付けることが大切です。
そこで、今回は血液がドロドロになる原因やその際に感じる症状、発症しやすい病気などについてご紹介します。
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血液がドロドロになる原因・どんな食べ物が影響する?
「血液がドロドロしている」といわれる状態にもいくつか パターンがあります。
・血液中の水分が少なくなっている。
・赤血球が硬くなって柔軟さを失っている。
・血小板が固まってしまっている。
・白血球が粘着質になっている。
などが挙げられます。
これらは、普段の生活習慣や体調の変化で、簡単に起こり得るものといわれています。
特に水分や食べ物などは大きく影響してきます。
たとえば、水分の摂取が少ない人やカフェインの摂取量が多い人は、血液中の水分が少なくなりがちです。
ジュースを飲んだり、甘いものをよく食べると、 血糖値が上昇して血液の流れが悪くなります。
また、肉類や揚げ物などに含まれる脂質には血液の粘度を増す作用があるため、こちらも血流がスムーズに行かなくなってしまいます。
したがって、糖分の多いお菓子類、脂質の多い食べ物の他、利尿作用の強いコーヒーなどもドロドロを誘発する原因となり得ます。
血液がドロドロになる原因・お酒やタバコも影響する?
飲酒や 喫煙は、血液がドロドロになる原因になりやすいです。
お酒を飲むと利尿作用が高まるため、体内の水分量が少なくなりやすい状態になります。
また、アルコールには血小板を固めるという働きもあります。
喫煙は、タバコに含まれる 一酸化炭素、活性酸素、ニコチンなどが血流を悪くするため、かなり悪影響すると考えられます。
特に1日に10本以上タバコを吸う人は、既に血流が悪化している可能性が高いです。
最近では、副流煙による受動喫煙も問題となっており、なるべく禁煙したほうがよいでしょう。
血液がドロドロだと現れやすい症状は?
血流が悪くなると体に栄養が巡らない状態になるため、 様々な不調が現れてきます。
筋肉や脳の働きにも影響を及ぼすともいわれています。
初期症状として・・・
・肌荒れが続く
・疲労感が取れない
・頭がボーッとする
・むくみやすい
・手足が冷える(特に末端)
・抜け毛が増える
などもサインの1つとなります。
さらに悪化していくと、 動悸、めまい、手足のしびれ、こむら返り、ピクピクとした痙攣、耳鳴りなどの症状も出てきます。
これは、血液がドロドロになり心臓から押し出す圧力が必要になるため、高血圧になり始めているサインでもあります。
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血液がドロドロだとどんな病気になる?
血液がドロドロになると、まず 高血圧になる可能性が高くなります。
同時に動脈硬化が進行するリスクも高まり、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞といった重篤な病気を発症する危険性も増して行きます。
最悪の場合、死に至るというケースもあるため、未然に防ぐ努力が必要です。
おすすめとして、 青魚を比較的多めに食べるとDHA・EPAの働きにより改善も可能になります。
その他、玉ねぎの皮に含まれるケルセチンというポリフェノールの一種や、硫化アリルも血液サラサラ効果が期待できるため、お茶にして飲むのも効果的です。
気が付いた時には手遅れにならないように、食生活とともに運動不足などを解消することも大切ですね。
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