お風呂でのぼせる原因と症状!頭痛・めまい・嘔吐・倒れる?
お風呂や 温泉にのんびり浸かって、疲れをとったり、体内の老廃物を出したり…。
美容や健康のためにと、長風呂を習慣にしている人も多いですよね。
ただ、体調が悪い時や疲れが溜まっている時には、のぼせてしまうこともあります。
頭痛やめまいを起こしてしまうと、危険な状態になることもありますが、そもそも「のぼせる」とは一体どういう状態なのでしょうか。
今回は、お風呂でのぼせる原因や症状、対処法などを紹介します。
Sponsored Link
コンテンツ
お風呂でのぼせる時の症状!頭痛・嘔吐・めまい・気を失い倒れることも!
お風呂でのぼせてしまった時の症状としては、 クラクラとしためまい、頭痛、吐き気などが主なところです。
お風呂から上がった時に体がスッキリするよりも、逆にだるくなったり、頭がボーっとしてしまうのも予兆になります。
ひどくなると、嘔吐や失神といった事態にもなりかねません。
入浴中にのぼせてしまうと、倒れて頭を打ってしまうなどの二次災害も怖いです。
また、お風呂では汗をたくさんかくこともあり、脱水症状などになるケースもあります。
急性の脳卒中や心臓疾患が起こることもあるため、注意が必要です。
特に熱いお湯に長時間浸かることは避けておいたほうが得策です。
温泉などで長湯したい時には、体調を見ながら適宜水分補給と休憩をはさんで入浴を楽しみましょう。
お風呂でのぼせる原因・体の中で何が起きている?
主な原因としては、血行が良くなることで一時的に 血圧が低くなることです。
体の血の巡りがよくなるので、脳にもたくさんの血液が送られるようになります。
すると、一時的に頭がボーっとしたりするのです。
また、この状態でお風呂から上がろうと立ち上がると、脳へ送られていた血液が一気に減少します。
すると、貧血に似た状態になり、めまいや吐き気を起こすことになります。
お風呂から出る時には、ゆっくりとした体の動作を心がけるようになると、急性の貧血症状はいくらか防ぐことができます。
低血圧や貧血気味の人はのぼせやすい?
お風呂でのぼせてしまった時には、低血圧や貧血に似た症状が現れるため、もともと 低血圧や 貧血気味の人がなりやすいと思われがちです。
ただ、実際には高血圧の人に多いといわれています。
急な血圧の変化が、特に体への負担になるようです。
貧血気味の人や、普段から運動不足の人はのぼせやすいといわれるため、注意が必要ですね。
寝過ぎで頭痛や吐き気が起きる原因とは?
生理前や妊娠初期は注意が必要!
妊娠中や生理期前後の女性の場合も、体の 血流量が増えているので、お風呂でのぼせやすくなります。
特に妊娠中の女性は、妊娠していない時よりも3割くらい血液量が増えているので、些細なことでも、低血圧や高血圧の症状が出やすくなります。
そもそも体も疲れやすい状態にあるため、熱いお風呂に長く入ることは避けた方がいいでしょう。
体に負担のない温度で、ゆっくりと入浴を楽しむことが大切です。
もし入浴中にのぼせてしまいそうな時は、まずは 水分補給と 休息が必要です。
具合が悪くなったら湯冷めしないように気を付けて、しっかりと休息をとりましょう。
経口補水液などがあれば、上手な水分補給ができますね。
小さな子供や高齢者も陥りやすいこともあり、普段から警戒しておきましょう。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。