牛乳や果物を使った寒天が固まらない原因!やり直しは再加熱?

寒天がありますよね。
自宅で手軽に作れるスイーツに海藻を原料にしているのでヘルシーですし、ダイエット中に嬉しいおやつです。
ただし、自宅で作ると時々上手く固まらないということがあります。
普段と同じように作ったはずなのに、と原因が思い当たらない人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、寒天が固まらない原因と対処法についてご紹介します。
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牛乳を使った寒天が固まらない原因は?
牛乳や 豆乳を使った際、固まらないという時もありますよね。
その場合は作り方を見直してみましょう。
牛乳や豆乳に直接寒天を入れていませんか?
実は、牛乳や豆乳で溶かすのは難しく、固まらない原因になっているかもしれません。
ですから、しっかり寒天が溶けていないため固まっていないのでしょう。
棒寒天の場合はちぎってしっかりと水に戻してから使いましょう。
粉寒天の場合は、しっかり煮て溶かしましょう。
水の中に入れただけで溶けたように見えますが、しっかり沸騰させて煮ないと溶けないのです。
水と寒天を一緒に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして1~2分煮込みましょう。
最後にざるでこすと滑らかになりますし、溶け残りがないかもわかりますね。
また、温かい寒天液と冷たい牛乳を合わせるのもNGです。
一部だけが冷えて 分離してしまう原因になりますので、人肌程度に温めてから合わせるようにしましょう。
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果物(果汁)を使った寒天が固まらない原因はphが関与?
果物を使った場合は、酸が関係しています。
酸が強い果物と一緒に煮て溶かそうとすると、繊維が切れて固まらないということがあります。
Ph3以下で温度が高いと固まりにくくなるそうです。
柑橘系のジュースや果物を入れて作る場合は、先に水に寒天を入れてよく煮て溶かし、粗熱を取ってから果物を入れるようにしましょう。
水を使わずにジュースや牛乳だけで固めるのは難しいのです。
また、パイナップルの場合は酵素が原因で固まらないことがあります。
缶詰のものを使用するか、 加熱をすると固まるようになりますよ。
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やり直しの方法は?再加熱しても大丈夫?
せっかく作ったのに固まらなかったものを捨ててしまうのはもったいないですよね。
再加熱すれば固めることができます。
ただし、新たに水に寒天を溶かして煮る必要があります。
新たに寒天液を作り、その中に失敗したものを入れて加熱しましょう。
果物入りの場合は果物をいったん取り除いてくださいね。
へらなどでよく混ぜ、溶け残りがないかどうかを確認し、容器に入れましょう。
フルーツは 粗熱を取った後に入れてくださいね。
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