くるみの食べ過ぎは太る・鼻血が出る・ニキビが増える?他の副作用も

胡桃(くるみ)。
美容や健康にいいとされ、注目されているダイエットの時のおやつとして常備している人も多いのではないでしょうか?
しかし、体にいいからといっても食べ過ぎは禁物です。
くるみも、過剰摂取すると肌荒れや肥満の原因など体に害になる恐れがあります。
なるべく適量を摂取するようにしたいですね。
そこで、今回はくるみの食べ過ぎによる体への弊害についてご紹介します。
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くるみの食べ過ぎは太る?カロリーはどれくらい?
くるみはナッツ類ですので 脂質が多く、食べ過ぎると太ってしまうと考えられます。
くるみのカロリーは100gあたり約670Kcalもあります。
1粒あたりに換算しても、25~30Kcalくらいあります。
小さくてついつい摘まんでいるうちに、10粒くらい簡単に食べられてしまいますよね。
すると、簡単にご飯1膳分くらいのカロリーをはるかに超えてしまいます。
代謝アップの効果などがあり、ダイエットにも有効とされる食材ですが、食べ過ぎてしまえば当然カロリーオーバーで逆効果となります。
いくら良質な α‐リノレン酸などが含まれるといっても、節制しないと太ることは言うまでもありません。
くるみを食べ過ぎると鼻血が出る?
子どもの頃、 ピーナッツを食べ過ぎると鼻血が出るといわれたことはありませんか?
実は、これには科学的根拠はなく、食べ過ぎを抑えるための都市伝説のようなものです。
ただし、くるみなどのナッツ類は血管を拡張し、血流を良くするという作用があります。
ですので、鼻の粘膜が弱くなっているときなど鼻血が出やすい状態の時にくるみを食べ過ぎると、血流によって鼻血が出やすくなる可能性はあります。
また、普段から大量に摂取していると、α‐リノレン酸などの効果で 血液がサラサラになっているため、鼻血が止まりにくいこともあるようです。
くるみを食べ過ぎるとニキビが増える?
くるみには 脂質が多く含まれています。
この脂質は、くるみが体にいいといわれる理由の1つであるα‐リノレン酸なのですが、いくら良質であっても脂質であることには変わりありません。
たくさん食べ過ぎてしまうことで、毛穴から大量に皮脂が分泌されるようになり、それが根詰まりを起こすことでニキビや肌荒れの原因になります。
顔などに常在している アクネ菌などは、毛穴の中に隠れやすく、皮脂をエサにして毒素を吐く性質があるからです。
また、α‐リノレン酸は酸化しやすいという弱点もあり、体内で酸化すると健康な肌の細胞を壊してしまいます。
くるみの過剰摂取や鮮度の落ちたくるみを食べると、体内でα‐リノレン酸が酸化し、シミやたるみの原因になることがあるので注意しましょう。
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その他の副作用は?
くるみには食物繊維が多く含まれ、 お通じの改善にも効果がある食材とされています。
ただし、くるみに含まれるのは90%以上が不溶性食物繊維のため、食べ過ぎるとかえって消化されにくくなり、副作用として腸内環境の悪化に繋がります。
消化不良による胃痛や腹痛、下痢などを引き起こす可能性もあります。
また、くるみに含まれるα‐リノレン酸は、 血液をサラサラにするとして非常に注目されていますが、過剰摂取することでα‐リノレン酸が過酸化脂質に変わり、逆に 血流を妨げることがあります。
そうなると動脈硬化などによる生活習慣病の原因になることもあるため、やはり食べ過ぎには注意する必要があります。
1日の適量はなんと3~4粒程度でよいそうで、それでもカロリーは100kcalほどあります。
また、くるみを選ぶ時は食塩無添加タイプが健康にはおすすめです。
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