ノウゼンカズラの花名の由来と花言葉!英語では?人気のつる性植物
ノウゼンカズラ。
真夏に鮮やかなオレンジの花を咲かせるつる性の植物で、壁や木につるを這わせてどんどん大きくなっていきます。
中国が原産で、日本には平安時代に伝わったとされますが、当初は 薬用としても使用されていたそうです。
それなのに、毒性もある植物といわれています。
そこで、今回はノウゼンカズラの花名の由来や花言葉についてご紹介します。
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ノウゼンカズラの花名の由来は?
ノウゼンカズラは 中国、北アフリカが原産で、日本には中国から伝わってきました。
その際、漢名の「凌霄(りょうしょう)」を、日本語読みで“ノウゼン”と呼び始めたことが転じて、ノウゼンカズラという花名となりました。
凌霄というのは 「空をしのぐ」という意味があり、つるを這わせて空高くまで成長する姿をイメージさせます。
属名は「Campsis」といい、ギリシャ語で曲がっているという意味の「Kampsis」が元になっています。
これは、ノウゼンカズラの花がラッパのように曲がっていることに由来します。
英名の「Trumpet flower」もこの花の形状からついた花名です。
ノウゼンカズラの花言葉は?英語では?
ノウゼンカズラの 花言葉は・・・
といったものがあります。
これはラッパ状の花を咲かせることに由来していて、勝者や英雄の祝福の際に吹かれるトランペットをイメージしています。
西洋(英語)での花言葉も・・・
となっています。
ノウゼンカズラの特徴
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属のつる性植物です。
日本に入っているものは原産が中国のもので、平安時代頃に漢から伝わってきました。
これとは別に、アメリカ原産の品種もあり 「コノウゼンカズラ」と呼ばれています。
ノウゼンカズラよりも小ぶりな花を付けるのが特徴です。
花の見ごろは7~8月の真夏で、オレンジや、赤、白などの鮮やかな花を咲かせます。
花はラッパ状で細長い形状をしていることが特徴です。
花の中にはたっぷりと蜜を垂らしていることも特徴の1つです。
ただ、この蜜には ラパコールという成分が含まれていて、毒性があるとされています。
人体への影響ははっきりわかっていませんが、触ってしまうと皮膚がかぶれたり、目に入ると炎症を起こしたりという事例があります。
公園などに自生しているものもあるので、注意しましょう。
ノウゼンカズラは、つるを這わせて成長していくので、壁やアーチになっているところに植えると、華やかさを演出してくれます。
真夏の青い空にぴったりの鮮やかな花を付けるので、ちょっと寂しいと思うところに植えてみると、ガーデニングの印象もぐっと変わりますね。
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