レタスとサニーレタスの違い!植物学上の分類、栄養、賞味期限!
レタスがありますね。
サラダに欠かせない野菜の1つに他にも、ハンバーガーやタコスなどに挟むことでシャキシャキ感が出て美味しくなります。
また、葉先が赤みがかった サニーレタスもよく見かけますね。
レタスとサニーレタスは見た目が違いますから、間違えることはないと思いますが、見た目以外に植物学上の違いや栄養面などの違いはあるのでしょうか。
そこで、今回はレタスとサニーレタスの違いについてご紹介します。
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レタスとサニーレタスの違い・見た目や植物学上の分類は?
一般的にレタスと呼ばれているものは、うす緑色の葉が丸まって 玉状になっています。
主に長野県などの高原で栽培されています。
植物学上の分類としては、キク科アキノノゲシ属で和名を「萵苣(チシャ)」といいます。
普段は当たり前のようにレタスと呼んでいますので、あまり聞き慣れませんよね。
一方、サニーレタスは葉が丸まっていないのが見た目の違いです。
ほうれん草や小松菜のように立っています。
したがって、植物学上の分類は同じですが、葉が丸まっていないということで変種として 「リーフレタス」「縮緬萵苣(チリメンチシャ)」などの学名が付いています。
葉の色はレタスより濃い緑色で、葉先の部分は赤っぽくなっているため、別名として「レッドレタス」「赤縮緬萵苣(アカチリメンチシャ)」とも呼ばれます。
葉が丸まっているか、丸まっていないかで、正式な学名にも違いがあります。
レタスとサニーレタスの違い・栄養学的には?
次に 栄養学的な違いを見てみましょう。
レタスにもサニーレタスにも、カロチン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維が含まれています。
ただし、100gあたりの含有量を見ると、これら全ての栄養素においてサニーレタスの方が多くなっています。
特に、カロチンや鉄分はサニーレタスのほうが格段に豊富に含まれているという違いがあります。
サラダにする場合にはレタスとサニーレタスを厳密に区別して使うことはあまりないと思いますが、特にこだわりがなければ、 サニーレタスを使う方が栄養学的にはよいようです。
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レタスとサニーレタスの違い・賞味期限や保存法は?
レタスを一玉買ってしまうと、食べきるのに苦労します。
長く持たせる方法はあるのでしょうか。
丸のままのレタスは芯をくり抜き、その穴に濡らしたキッチンペーパーを詰めます。
それを新聞紙やラップでくるみ、芯の部分を下にして冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。
ビニール袋に入れてもよいです。
賞味期限は約一週間、場合によっては二週間近くといったところです。
レタスがすでに半分や1/4に切られた状態で売られていたものの場合は、水気を切ってキッチンペーパーでくるみ、ビニール袋に入れて野菜室で保存します。
1~2日は大丈夫です。
サニーレタスは、レタスとは違い 株ごと買う場合が多いと思います。
株のまま水の入った容器に活け、全体にビニール袋を被せた状態で冷蔵庫に入れます。
容器は、ペットボトルの上の部分を切ったものが適しています。
水の量は、緑色の部分が半分くらい浸かる量で充分です。
3日に1回は水を変えるようにし、使う分だけをちぎり取ります。
賞味期限は1ヶ月ほど持たせることができますので、レタスとは大きな違いがあります。
この方法は、しおれてしまったサニーレタスを生き返らせるのにも使えます。
同じレタスの仲間ですが、栄養学的にも保存法にも随分違いがあるものですね。
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