過換気症候群の症状・原因・治療法!タバコも関与する?
過換気症候群かもしれません。
突然、呼吸が苦しくなったり、気が遠くなるような症状が現れたら、それは体内の酸素は足りているのにも関わらず、呼吸が浅くなり、しびれ、痙攣、失神などが起こります。
これは呼吸器系の病気と思われがちですが、 ストレスなど精神的なものから来る症状であり、単なる肉体的な疾患というより、心の病と捉えられます。
そこで、今回は過換気症候群の症状・原因・治療法についてご紹介します。
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過換気症候群の症状とは?
過換気症候群とは、呼吸が苦しくなって頻回呼吸になった結果、体内の二酸化炭素が不足することで血液がアルカリ性に傾き、手足のしびれ、痙攣、めまい、失神といった症状が出るものです。
過呼吸の症状と似ていますが、過換気症候群は別の物とされています。
精神的なストレスなどが原因となることが多く、症状が悪化すると 意識障害、 死の恐怖を強く感じるといった異常が現れることもあります。
過換気症候群の原因とは?タバコも関与する?
過換気症候群の原因はストレスなどの 精神的なものです。
人工呼吸器を使用していたり、投薬が原因になることもありますが、ほとんどが心因性のものとされています。
パニック障害を持つ人に多くみられるといわれていますが、発熱や体の痛み、過度の緊張や不安によって引き起こされることもあります。
発症しやすい人の特徴として・・・
・心配性の人
・10~20代の若者
に多いとされています。
また、男性よりも女性に多い傾向があります。
タバコと過換気症候群の因果関係については、はっきり分かっていませんが、喫煙者は呼吸が浅くなりやすいという特徴があります。
浅い呼吸が習慣になることで、過換気症候群などの呼吸障害を起こしやすい可能性は考えられます。
過換気症候群の治療法とは?
過換気症候群は ストレスコントロールを行うことが治療の第一歩になります。
食事や睡眠などの生活を改め、規則正しい生活を送ること、スポーツなどで体を動かしリフレッシュをすることが大切です。
また、発作が起きた時は失神などを起こす可能性があるため、必要に応じて救急車を要請しましょう。
「救急車が来る」「病院に行く」ということに安心し、症状が治まることも多くあります。
心因性であるので、周りにいる人が症状を起こしている人を安心させるように努めることも大切になります。
また、過呼吸の時のようにペーパーバックで呼吸させることは素人判断では行わないようにしましょう。
閉塞感などで余計にストレスをかけてしまうことがあります。
過換気症候群を繰り返す場合には、 心療内科などで治療を受ける必要があるでしょう。
自分だけでなく、周りの人が発症した時にも、落ち着いて対処できるように努めましょう。
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