アロエの花名の由来と花言葉!英語では?食用・薬用・観賞用に!
アロエ。
食用として、そして薬用としても効能が高い古くから世界中で利用されていて、日本でも馴染みの深い植物です。
肉厚の葉が特徴で、葉の部分が利用されることが多いため、花のイメージはメジャーではないかもしれませんね。
ただ、冬にはオレンジ色の花を咲かせますし、もちろん 花言葉も持っています。
そこで、今回はアロエの花名の由来や花言葉などについてご紹介します。
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アロエの花名の由来とは?
アロエは、原産が南アフリカやマダガスカルなどの アフリカです。
この花名は、アラビア語で“苦味”を意味する「alloeh(アロエ)」が語源となっています。
食べると舌がピリピリするような苦味があることに由来します。
日本では、江戸時代に蘭学者が「Aloe」を“ ロエ”と読み、当初は「蘆薈」という字があてられました。
読み方も最初は“ろかい”だったそうです。
アロエの花言葉・英語では?
アロエの 花言葉は・・・
「苦痛」「悲嘆」
といったものがあります。
「健康」「信頼」「万能」という花言葉には、アロエが古くから民間薬として親しまれてきた背景が見えてきますね。
また「苦痛」というのは、アロエの葉に トゲがあることに由来します。
西洋(英語)での花言葉は・・・
「grief(悲嘆)」
とされています。
キダチアロエとアロエベラ
アロエは食用や やけどなどの薬品に使われているイメージが強くありますね。
薬用とされているのは、キダチアロエと呼ばれる種類で、紀元前から民間薬として取り入れられてきました。
アロエの苦み成分である アロインには、健胃作用、便秘解消などの効果があるとされています。
また、アントラキノン系成分や多糖体、糖タンパクにより消炎効果、保湿効果などがあるとされていて、よくやけどの治療などに使用されますね。
その昔、クレオパトラはアロエの搾り汁を化粧水として使用していたそうです。
また、食用とされるのはアロエベラという種類で、肉厚の皮の中にゼリー状の葉肉が詰まっています。
これをシロップ漬けにしたりヨーグルトに加えたりして食べられていますね。
アロエベラの葉肉には苦味はありません。
こちらも、ビタミンC、ビタミンE、βカロテンなどの美容や健康にいいとされる栄養素が含まれています。
アロエの特徴
アロエはアフリカが原産の 多肉植物です。
トゲのある肉厚の葉が特徴で、南アフリカを中心に400種以上もの品種が分布しています。
開花は 11月~2月頃の冬場で、赤やオレンジの鮮やかな花が咲きます。
また、品種によっては白やピンクといったかわいらしい色の花を持つものもあります。
前述したキダチアロエ、アロエベラは薬用や食用として用いられますが、観賞用の品種も非常に多いです。
暑さ寒さに耐える力も強いので、とても育てやすく、室内の観葉植物として置いてみるとかわいらしい花が楽しめますよ。
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