抹茶の栄養成分と効果・効能!ダイエットにも!製法はてん茶が原料!

私たち日本人は、昔から緑茶をいただく習慣が定着していますよね。
その中でも 「抹茶」は茶道などに使われますので、「高級な存在」と思われている方も多いようです。
この抹茶、実はかなり栄養成分が豊富で、様々な健康維持効果があるのです。
そのため、今ではとても人気が出てきて、様々な食品に用いられるようになり、また、抹茶自体の値段もリーズナブルになっています。
そこで、今回は抹茶の栄養成分や効果・効能についてご紹介します!
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コンテンツ
抹茶に含まれる主な栄養成分は?
抹茶は、極力日光に当てないで育てた茶葉の新芽を 石臼で挽いたものです。
茶葉全部をいただくことができますので、その栄養素をすべて摂取できるこのお茶には、驚くほどのたくさんの成分が含まれています。
その代表的なものとして・・・
・カテキン
・タンニン
・カフェイン
・テアニン
・サポニン
・β-カロテン
・フッ素
・クロロフィル
・ビタミンC
・ビタミンE
・ビタミンB2
・食物繊維
などがあります。
いかがですか?
聞き慣れた成分もたくさんあると思いますが、ポリフェノールやビタミンなどに優れていることは一目瞭然ですよね。
今や、アイスクリームやチョコレートなどにも含まれていますので、人気通り栄養価の実力的にもかなりのものがあるようです。
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抹茶の効果・効能!ダイエットに有効?
では、抹茶の 効果・効能について代表的なものをご紹介します。
1.肥満予防
抹茶に含まれるカテキンは、体脂肪を効率よく燃焼させる効果があります。
また、食物繊維も豊富に含まれているので便秘の解消にも効果があり、その結果として、肥満の予防やダイエット効果にも期待ができます。
2.アンチエイジング効果
カテキンやタンニンはポリフェノールの一種ですから、老化の原因につながる活性酸素を除去する力があります。
したがって、アンチエイジングに優れ、動脈硬化やガン発症にも効能を持つだけでなく、肌のシミ、しわ、たるみなどの予防に繋がります。
3.リラクゼーション効果
抹茶の中のテアニンは、気分をやわらげて、リラックスさせる作用があります。
4.認知症予防
カフェインには、大脳の働きを活性化させる効果があり、認知症の予防に期待が集まっています。
ノンカフェインを好む人が増えつつありますが、集中力を高めたり、持久力の向上など、様々なメリットもあります。
5.美肌効果
抹茶に含まれるビタミンCは、カテキンと協働してメラニン色素を抑制する働きがあります。
そのため、美肌形成に効果があるといわれていますが、ビタミンEの抗酸化作用を強力にサポートする力も持っています。
6.虫歯予防
抹茶の中のフッ素化合物は、虫歯の予防や口の中の消臭に優れています。
その他、抹茶には体内のトラブルを改善する効能を持ち、毎日継続することできっと健康維持に繋がると思われます。
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抹茶の製法!・てん茶が原料?
主に抹茶の原料となるお茶は、 「てん茶(碾茶)」です。
玉露と同じように、茶園をヨシズやワラなどで覆い(被覆)、日光をさえぎって育てた生葉(一番茶)を原料とします。
その後、蒸して、揉まずにそのまま乾燥させて、茎や葉脈などを除いた後の細片が「てん茶」となります。
玉露も日光をさえぎって作ります。
その被覆期間は20日前後ですが、てん茶は玉露より長く被覆されます。
名称の「てん(碾)」は挽臼を表していて、挽臼で粉砕するためのお茶であることから、そう呼ばれています。
そして、出荷直前に石臼で挽いたものが「抹茶」として出荷されます
現在、抹茶が含まれているドリンクやスウィーツがたくさん出ています。
煎茶もいいですが、茶葉の栄養を丸ごといただける抹茶を、健康のためにも生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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