肩の脱臼癖の原因!筋トレで治る?手術する際の費用は?
ちょっとした動作でも、肩が外れやすくなっている人がいます。
そんな方はいわゆる 「脱臼癖」がついてしまっているのかもしれません。
くり返してしまうと辛いばかりなので、なんとか改善したいですよね。
スポーツをする人に多いですが、していない人にも起こりやすい場合があるそうです。
そこで、今回は肩の脱臼癖の原因や治すための方法をご紹介します。
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肩の脱臼癖の原因とは?
肩の関節は、他の関節と比べて最も 多方向に動きます。
たしかに、肩ほどよく動く関節はありませんので、脱臼を起こしやすい原因の1つといえます。
肩はボール&ソケットという構造になっています。
ボール状のものと受け皿になるものが関節になっている構造です。
股関節も同じ構造ですが、動く幅は違います。
股関節は受け皿が深いですが、肩は浅く、平皿のような形です。
動きやすい分、簡単に外れやすいのです。
ですから、今まで脱臼を経験していなくても、一度はずれると癖になってしまう原因になることがあります。
肩の脱臼癖は筋トレで治る?
脱臼癖は通常、 リハビリで改善します。
普通の筋トレとは少し違うので専用のトレーニングが必要になります。
リハビリ用の ゴム製のチューブを使ってリハビリをすることができます。
病院で配られることもありますが、ネットやスポーツ用品店でも購入することができます。
肩幅と同じくらいの長さのチューブを持ち、脇を締めて外側にゆっくりゴムを伸ばします。
そして、また戻すという動作を20回繰り返します。
肩は動かさず、肘から下を動かして引っ張りましょう。
続いて柱などにゴムを結び、脱臼癖のある方の手でゴムの端を持ちます。
脇を締め、内側に引っ張るようにゆっくり動かします。
こちらも20回繰り返してください。
反対側は行わなくても大丈夫です。
このリハビリではインナーマッスルを鍛えることができ、脱臼癖の解消に役立ちます。
肩の脱臼癖は手術で治る?費用は?
完治させるには、 手術が必要だといわれています。
小さく切開し内視鏡で行う肩関節鏡手術で行うことが多いようです。
手術した場合、 入院は1週間程度、2~3週間は固定をし、その後リハビリを行います。
3ヶ月ほどするとスポーツなどもできるようになるそうですよ。
費用は20万円から30万円ほどかかるようですが、完治したい人は検討してみてください。
肘や指にも脱臼癖はある?
脱臼といえば肩、というイメージがありますが、 肘や指にも起こります。
とくに肘は 子どもに起こりやすい症状です。
指は突き指などをしたときに起こりやすいので、球技をしている人に起こりやすいです。
場所に限らず、脱臼は繰り返しやすいものになっているので肘や指も脱臼癖はあります。
何度も繰り返す前にリハビリやトレーニングをして癖にならないようにしたいですね。
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