桃の花名の由来と花言葉!英語では?天下無敵を誇る花!
梅、桃、桜を思い浮かべる人も多いですよね。
春に咲く花といえば、特に、桃はひな祭りを飾るに相応しく、鮮やかで濃いピンク色が魅力的です。
日本人なら誰もが知っている花ですが、どんなメッセージ性のある 花言葉を持っているかご存知でしょうか?
意外と花名の由来についても知っている人は少ないようです。
そこで、今回は桃の花名の由来と花言葉についてご紹介します!
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桃の花名の由来とは?
花名の由来は諸説あります。
実が赤いので 「燃実(もえみ)」と呼ばれていて、そこから変化していったという説や、たくさんの実がなるので漢数字の 「百(もも)」と表現されるようになったともいわれています。
また、漢字で木へんに兆と書くのは、たくさんの実を付けるという意味があります。
兆という字は億の1万倍ということから転じ、極めて数が多いことを表しています。
英語では「peach(ピーチ)」ですが、これは古代の地名である 「ペルシア」という言葉が語源になっています。
ローマ時代にはラテン語で「malum persicum(ペルシアのリンゴ)」と呼ばれており、そこから転訛していったようです。
というのも、原産地は中国なのですが、当時はペルシアから伝わった果物と考えられていたためです。
美しく美味しい果物なので、英語ではピーチを 「若く魅力的な娘」という意味として使ったり、そこから派生して「ふしだらな女性」「乳房」という意味でも使うことがあります。
桃の花言葉は?英語では?
桃の 花言葉は・・・
「気立ての良さ」
「天下無敵」
です。
桃は昔から女性の性のシンボルとされていたところから「私はあなたのとりこ」という言葉が付きました。
また、「天下無敵」は邪気を払う 不老不死の霊薬として信じられていたられていたことに由来しているようです。
たしかに、桃の葉や種は薬や化粧品などにも使用されていますよね!
西洋(英語)での花言葉は・・・
「unequaled qualities(比類なき素質)」
とされています。
「比類なき素質=天下無敵」と捉えることもできますね。
桃の節句との関係は?
3月3日のひな祭りは 桃の節句ですよね。
この時期にたまたま咲いていたからという説もありますが、女の子の節句にぴったりな意味もありますよ。
邪気を払い、不老不死の力を与えてくれるというのもその1つです。
他にも、たくさんの実がなることから 「子宝に恵まれる」という意味で、強い生命力の象徴とされていたのです。
また、可愛らしい花の姿は女の子にぴったりですよね。
このような理由から、女の子の節句に使われるようになったようです。
桃の特徴
バラ科モモ属の植物で、原産は中国です。
日本では福島、山梨、長野など、降水量の少ない盆地で主に生産されています。
海外では、中国の他にアメリカ、イタリアなどで育てられています。
開花時期は3月から4月で、最盛期は 4月です。
花持ち期間は3~4日です。
中国でも日本でも、桃には邪気を払う力があると信じられてきました。
桃太郎が桃から生まれるのもそういう意味があったのです。
また、古事記にも桃を投げつけて鬼を退治させる話があります。
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