ビオラの花名の由来と花言葉!パンジーと同じ学名を持つ花!
ビオラ。
秋からゴールデンウイーク頃まで、長く花を咲かせる花壇での消費量が高いので「花壇の女王」とも呼ばれているそうです。
広く知られている花ですが、どんな 花言葉があるのかご存知でしょうか?
また、花名の由来を知ると、その花を深く知ったような感じがします。
そこで今回は、ビオラの花名の由来と花言葉についてご説明します。
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ビオラの花名の由来とは?
学名は 「Viola(ビオラ)」ですが、これはラテン語の学名です。
ラテン語で「紫色の」という意味ですが、ただ単に花の色に由来してつけられたという訳ではありません。
ギリシャ神話で、ゼウスがイオという少女のためにスミレの花を咲かせた、という話に由来してギリシャ語の 「ion(イオン)」を語源として付けられました。
花名に色がついていますが、ビオラは紫色だけでなく様々な色があります。
ビオラの花言葉!色別や英語では?
ビオラの 花言葉は・・・
「私のことを思ってください」「少女の恋」
といったものです。
「物思い」「私のことを思ってください」「少女の恋」というのは、下向きに咲く花が、うつむいて物思いにふける少女のように見えるということからつけられたそうです。
ですから、恋の相手に思いを伝えるときの花束に使われることも多いのです。
色によっても花言葉は変わります。
白色:「温順」「誠実」
黄色:「つつましい幸せ」「田園の喜び」
どれも穏やかな感じの言葉ですね。
西洋(英語)での花言葉は・・・
「memories(思い出)」
「merriment(陽気さ)」
です。
日本語のものと若干変わってきますね。
西洋にも色別の花言葉もあります。
白色:thoughts of love(愛の思い)
黄色:remembrance(記憶)
色別だとさらに少しずつ意味が変わっていて面白いですね!
ビオラの特徴
スミレ科スミレ属に属しています。
原産国はヨーロッパと西アジアです。
花の色は紫、白、黄色、オレンジ、青、ピンクなど様々あります。
1980年ころまでは数種類だったそうですが、この30年ほどでかなり色合いが増えました。
開花時期は11月から6月と長いです。
パンジーの花とよく似ていますが、学名もどちらも同じで、植物学的には同じ品種になります。
ですが、園芸用としては、花びらの大きさの違いで別の品種として扱われています。
花びらが 5cm未満の小さいものがビオラ、それ以上の大きいものがパンジーです。
また、パンジーよりも少し咲き始めが遅いという違いもあります。
最近は、パンジーとビオラの中間である「パノラ」という品種も出てきています。
普段、見かける機会も多い花ですので、その時は花言葉を思い出して下さいね。
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