アザミの花名の由来と花言葉!英語では?スコットランドの国花!
アザミ。
鮮やかな花の下に鋭いトゲをもつ植物、うっかり触ってしまって怪我をしてしまうこともあることから、それを暗示するような花言葉を持っています。
日本にも100種類以上が生息していていますが、世界中には250種ものアザミが自生しているそうです。
スコットランドの国花にもなっていますが、その理由も奥深いものがあります。
そこで、今回はアザミの花名の由来や花言葉を中心にご紹介します!
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アザミの花名の由来は?
アザミという 花名は、花枝を折ろうとするとトゲに刺さり驚いてしまう、また手が傷つけられるということに由来します。
「傷つける・驚きあきれる」という意味の古語「あざむ」が語源となっています。
アザミはスコットランドの国花にもなっているのですが、これはある故事がもとになっています。
1263年にノルウェー軍がスコットランドに侵攻しようとした際、ノルウェー兵がアザミの花を踏んでしまい、叫び声をあげてしまいました。
すると、それに気づいたスコットランド軍が敵を追いやったというものです。
そのため、 国を守ってくれた象徴的な花とされているようです。
アザミの花言葉と由来!英語では?
アザミの 花言葉は・・・
といったものがあります。
いずれも、そのトゲによって花を守り独立していること、花をとろうとするとトゲが報復することなどが由来となっています。
「触れないで」というのは、そのままの意味を言葉に表していますね。
西洋(英語)での花言葉は・・・
「nobility of character(人格の高潔さ)」
「misanthropy(人間嫌い)」
などがあります。
なんとなく「他人を寄せ付けない」といったメッセージ性を持っているようですね。
特に「independence」 は一般的なのですが、やはりスコットランドでの出来事が由来していると考えられます。
アザミの特徴
キク科アザミ属に属する花で、日本など北半球に多く生息しています。
英名は「Japanese thistle」といわれており、原産は日本です。
最大の特徴はギザギザしたトゲ状の葉です。
花は黄色、ピンク、白などの鮮やかな色で、花弁は細長く球体のような形に咲きます。
花後はタンポポのように綿毛になるのも特徴で、広域に渡って自生するのはそれが理由です。
実は、アザミは食することもできるのです。
野草独特の苦みとアクがありますが、天ぷらや和え物などにして楽しむことができます。
食用にする時はトゲがやわらかい若葉を使用しましょう。
また、和え物や炒めものにする際には、しっかりとアク抜きをして下さい。
日本原産とはいえ、世界中に古くから自生しているので、 神話や 伝説にもよく登場します。
もし見かけたら花言葉を思い出して下さいね。
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