百日紅(サルスベリ)の花名の由来と花言葉!猿も木から落ちる?
百日紅(サルスベリ)は、ピンクや白色などの鮮やかな色の美しい花です。
夏から秋が見頃となる庭木などにも人気があるので、庭先や公園などでもよく見かける花ですね。
どんな花言葉を持っているのかも興味津々ですが、花名の由来はどこからきているのか、なぜ「百日紅」と書くようになったのかも気になりますね。
名前の響きと使われている漢字が、かけ離れているようにも思えます。
そこで、今回はサルスベリの花名の由来と花言葉についてご紹介します!
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サルスベリの花名の由来とは?
サルスベリと聞くと、 「猿も木から落ちる」ということわざを彷彿させますね。
実はこの花名は、木登りの上手な猿さえ登れないような「スベスベの樹皮」を持っていることに由来しています。
ただ、実際の話では、いとも簡単に登ってしまうようです。
漢字の表記が「百日紅」となっているのは、サルスベリの原産国である 中国での花名であり、日本に花が渡来した時にこの漢字も一緒に伝わったといわれています。
「ヒャクジツコウ」と読ませることもあり、サルスベリの花が100日近く咲き続けるという特性をとらえた呼び方となっています。
また、中国では、この花にまつわる伝説も残されています。
ある王子が、恋人と100日後の再会を約束して旅立つも、戻った時には恋人は亡くなっていたというものです。
この恋人を埋葬した場所から出てきた花が百日紅で、中国での花名の由来となっているようです。
サルスベリの花言葉と由来とは?
サルスベリの 花言葉は・・・
といったものがあります。
「雄弁」というのは、サルスベリの花が枝先に群がるように咲くという姿からついた花言葉です。
「愛嬌」「不用意」は、「猿も木から落ちる」ということわざのように、得意なはずの木登りで足を滑らせてしまうイメージから取られました。
また、中国での伝説に由来して 「あなたを信じる」という意味もあるそうです。
サルスベリの特徴
ミゾハギ科サルスベリ属に分類される、中国が原産の花です。
7月~10月頃が開花時期で、ピンク、白、紫などの色鮮やかな花が枝先に群がるように咲き、ボリュームのある咲姿が特徴です。
背丈が低く、寒さに強くて育てやすいので、庭木としても大変人気があります。
そして、最大の特徴といえば、花名の由来にもなった ツルツルとした樹皮です。
白くてスベスベしているので、見た目の印象もやわらかくなることが、庭木として人気の理由の1つです。
日当たりの良い場所に植えれば、その後の世話はとても簡単で、初心者でも育てやすい樹木です。
花が咲いた後の種からも育てることができ、2年ほどで花を咲かせます。
もし開花時期に花を見かけることがあれば、花言葉を思い出して下さいね。
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