ヒステリーの症状・原因・治し方!病気なの?なぜ女性に多い?
ヒステリーを起こしてる」というのは、どう考えても褒め言葉ではありません。
「あの人、また
ヒステリーとは一体何なのでしょうか?
そもそも、医学的にはあまり使われていない言葉のようです。
単なる性格的なものでしょうか、それとも病気なのでしょうか?
病気だとしたら、治せるのかというのも気になりますね。
そこで、今回はヒステリーの症状や原因、治し方に注目してご紹介します。
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ヒステリーの症状!本当に病気なの?
一般的にいわれるヒステリーと、医学的な観点からのヒステリーとは 違うものです。
私たちのイメージとしては・・・
・「いつも怒っていたり、感情のコントロールが出来ていない」
などが挙げられると思います。
でも、急に不機嫌になったりする人は意外と多いですし、あまり「症状」として捉えている人も少ないですね。
しかし、病気として捉えると、「うつ病」「解離性障害」「パニック障害」「強迫神経症」などに分類されます。
幻聴を聞いたり、突然精神的なパニックに陥るような症状が現れたりするなど、もっと深刻な病気ですよね。
また女性の場合は、更年期障害の1つの症状であることも考えられます。
ホルモンのバランスが崩れることによって、些細なことでイライラしたり、体調が優れなかったりして爆発してしまう、などですね。
ヒステリーの原因とは?女性に多いのはなぜ?
女性のヒステリーはまだ社会的に認知されているように思われますが、男性の場合はかなり引かれてしまいます。
ということは、ヒステリーを起こすのは女性の方が多いのでしょうか…。
ヒステリーの原因に関しては、脳科学を紐解く必要があります。
人間の理性を司る大脳は、右脳と左脳に分かれており、 脳梁という神経繊維の束で繋がっています。
この脳梁の太さが女性の方が太いのです。
右脳が感情や感覚を司り、左脳が言語を司っているのですが、脳梁の太い女性は、左右の脳で激しく情報交換をしながら会話していることになります。
何らかの事情でいわゆる「パニック」という状態になってしまうと、ただでさえ激しい情報交換がさらにヒートアップする原因となり、制御できなくなってしまいます。
この状態がヒステリーなのです。
脳梁が女性よりも細い男性は、左右の脳の情報交換が女性ほど活発化にならないため、ヒステリーを起こす人が少ないのです。
子宮頸がんワクチンで集団ヒステリーって本当?
この場合のヒステリーは、一般的にいわれているものではなく、身体的な症状が出てしまう 「身体表現性障害」というものです。
子宮頸がんワクチンについてはあれこれ取り沙汰されています。
実際、子宮頸がんワクチン接種後に辛い症状を抱えてしまった人がいるわけですが、その症状はワクチン接種の 痛みからくる集団ヒステリーなのではないか、という説があります。
専門家の間でも意見が分かれています。
確かに痛みに対する感覚は人それぞれですから、特に痛みに弱い人がヒステリー症状をきたすという説にも説得力はあります。
ただし、実際「特に何もなかった」という人や「数日腕が痛かったけれど治った」という人も多いわけですから、集団ヒステリーとしてしまうことには無理があるようにも思われます。
やはりワクチンの副作用が、特定の体質の人に現れてしまうのかもしれません。
今後の展開に注目したいですね。
ヒステリーの治し方とは?
個々の症状によりますので、 「確実に治せる」とはいえませんが、病院へ行ってみる価値は充分にあります。
更年期障害が考えられる場合は産婦人科、または不定愁訴外来です。
サプリメントや漢方薬で改善される可能性もあります。
更年期障害ではない場合は 心療内科に相談してみましょう。
カウンセリングを受けたり、場合によっては投薬治療になったりするかもしれませんが、本人も周りもかなり楽になります。
特に、本人が「また、やっちゃった」と落ち込むタイプの場合は、効果が期待できます。
また、周りの人が接し方を工夫するのも一つの方法です。
しかし、頻繁にヒステリーを起こされては周りもたまったものではありませんから、少し距離をおいてみるのも良いかもしれません。
ヒステリーは周りも大変な思いをしますが、本人も辛いのです。
うまく解決できるような方法を見つけて、対処していきたいものですね。
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