爪の変色(赤・茶・白・紫)の原因!ジェル・スカルプネイルも!
爪は健康のバロメータといわれるほどに、体の不調や状態を反映しています。
もし爪が健康な時のピンク色とは違い、茶色、黒、紫などに変色していたら要注意です。
女性はネイルを楽しんでいて、なかなか爪を見る機会がなかったり、ネイルが原因で変色を起こすことも…。
メラノーマなどの怖い病もあるため、定期的にチェックをおねがいします。
今回は、爪の変色が起こる原因や病気の能性について紹介します。
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爪の変色(黒、茶、白、紫)が起こりやすい病気は?
まず 手足の爪のトラブルとして多いのは、爪が割れたり、変色してしまうケースです。
変色に気が付いた時は、その色によって注意すべきことが変わってきます。
黒や茶色、紫色になっている時、一番多いのは内出血です。
ぶつけてしまった、物を落としてしまったなど、日常のトラブルで起こり得る怪我です。
他にも、合わない靴を履いていたり、スポーツによって負担がかかっていたりという原因が考えられます。
自然に治っていくことがほとんどですが、痛みが強い時には整形外科や皮膚科で治療もできます。
他にも、 「爪甲色素線条」といって、爪に黒や茶色の線のようなものが入ることがあります。
これは、爪を作る組織の中にほくろができて、メラニン色素が増量した状態です。
これが一本の指だけでなく、複数本の指にできている時は、内蔵疾患が原因になっていることもあるようです。
高齢者に多いので、老化によっても起こり得ます。
また、爪甲色素線条が太くなっている、周囲の皮膚も変色しているという時には、 メラノーマという悪性腫瘍の可能性も考えられます。
疑わしい人は、早急に皮膚科を受診しましょう。
他にも、白や黄色に変色するケースもあるようです。
白い変色は、爪ができる過程で空気が入ってしまったものによることがほとんどですが、貧血が原因という可能性もあります。
休養をしっかり取り、食生活において鉄分を補給するように心がけましょう。
菌に感染したことで起こる変色もあります。
水虫やカンジダ菌などのカビが影響を及ぼしています。
白と黄色の間のような色に変色した時は、 白癬菌を含め菌の存在を疑い、皮膚科の専門医に相談してみましょう。
爪の変色はジェルネイル・スカルプネイルが原因?
最近では、 ジェルネイルや スカルプネイルなど、爪のおしゃれを楽しむ女性が増えています。
ただし、時々は爪を休めないと、変色の原因になることがあります。
グリーンネイルといって、爪とその下の皮膚が緑色に変色している時は注意が必要です。
ジェルネイルやスカルプネイルは、どうしても爪に負担がかかり、時間が経つと爪と皮膚の間に隙間ができてしまいます。
ここに菌が繁殖すると、緑色に変化してきます。
感染症の一種ですので、発症した時にはネイルはお休みして皮膚科で治療を受けましょう。
通常は数週間でよくなるのですが、重症の場合には数年も治療にかかるケースもあります。
爪の変形の原因は老化や病気の疑いも!子供にも?
爪の変色を感じたら何科を受診すべき?
爪の変色は、その下の皮膚に菌が繁殖して起こることも多いので、まずは 皮膚科を受診します。
怪我による内出血が原因であれば、整形外科で処置が受けられることもあります。
また、爪の不調は内臓疾患によるものの疑いもあります。
例えば、爪の変色とともに胃腸の調子が悪い時は、 消化器科や 泌尿器科を受診する必要があるケースもあります。
まずは、皮膚科で治療を受けて経過を見ていきましょう。
爪の色というのは、知らず知らずのうちに体の不調を知らせてくれているかもしれません。
気になることがあれば、早めに医師に診てもらったほうが安心ですね。
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