新生児の平均睡眠時間!長い・短いで気になる病気や障害は?
初めての子育ての時は色々と心配事も多いですね。
生後間もない 新生児の睡眠時間もその1つではないでしょうか。
ぐっすり眠っていることが多いと楽ですが、「こんなに寝ていて大丈夫かな?」と思ったり、逆に全然寝ないと、「こんなに寝ていなくて大丈夫?」と思ってしまうことも…。
ちょっとしたことでも障害を気にする人も多いため、平均睡眠時間がわかれば気持ちも楽になるのではないでしょうか?
今回は、そんな新生児の睡眠時間についてご紹介します。
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新生児の睡眠時間・平均はどのくらい?
生後3ヶ月までは 14~20時間が平均です。
1ヶ月検診の頃から、徐々に昼と夜の区別がつくようになり、起きている時間もだんだん長くなってきます。
とはいえ、生後3ヶ月までは良く寝る子もいれば、あまり寝ない子もいて睡眠時間はバラバラのようです。
個人差もあるということで、あまり気にし過ぎる必要はないようです。
睡眠リズムが整ってくるのは生後4ヶ月を過ぎてからになります。
新生児は夜中でも元気に目覚めてしまうことがありますよね。
これは、人間の体内時計が本来 25時間であることが原因です。
実際1日は24時間ですよね。
生活していくうちにそれに合わせるようになってくるのですが、生まれたばかりの新生児の場合、まだ25時間サイクルになっています。
24時間サイクルになるまで2~3ヶ月かかるといわれているため、昼夜が逆転してしまってもあまり心配することはないですよ。
新生児の睡眠時間・長い時に疑われる病気や障害は?
新生児の睡眠時間が長いとお母さんは楽ですが、あまりに長過ぎると心配になりますよね。
ぐっすり眠っていても順調に 体重が増加していれば、特に問題はないようです。
それだけ眠れるということは、睡眠環境がきちんと整っている証拠でもあります。
ですが、体重が増加していない場合はちょっと心配です。
「発達障害」「新生児黄疸」「アスペルガー症候群」の前兆という可能性もあります。
また、 「ダウン症」という可能性もあります。
ダウン症の場合は他にも「あまり泣かない」「ミルクを飲む力が弱い」などの特徴があります。
睡眠時間が長いからといって100%病気という訳ではありませんが、検診の時に医師に相談してみましょう。
また、発熱があったり、おしっこの量が少なかったりと心配な症状があれば、早めに行動するというのも大切です。
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新生児の睡眠時間・短い時の心配事は?
睡眠時間が短い状態が続くと、新生児に様々な トラブルが出てしまうことが考えられます。
それは血行不良やアレルギー症状の悪化などです。
血行不良は様々な病気や体の不調に繋がりますので、注意しておいた方が良いです。
また、感情の起伏が激しくなったり、記憶力が発達しなかったりということもあります。
大人にとってももちろんそうですが、新生児にとって良質な睡眠は欠かせません。
「夜しっかり眠らない」「寝ても短時間で起きてしまう」など、睡眠が安定しない場合は生活リズムを見直して規則正しい生活を送るように心がけて下さい。
とはいえ、新生児においてはある程度昼夜逆転は致し方ない部分でもあり、成長するにつれ次第に睡眠のリズムも取れて来るでしょう。
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