マリーゴールドの花名の由来と花言葉!聖母マリアの黄金の花!
マリーゴールド。
オレンジや黄色のまぶしいような花を咲かせる花は知っていても、その花名の由来や花言葉を知る人は少ないようです。
綺麗な花は見ているだけでも楽しいですが、どんなバックグラウンドがあるのかを知ると、より楽しくなりますよね。
また、 プレゼントとして贈る際にも、その意味合いを知っているだけで随分便利です。
今回は、そんなマリーゴールドの花名の由来や花言葉についてご説明します。
Sponsored Link
コンテンツ
マリーゴールドの花名の由来は?
マリーゴールドという花名ですが、 「聖母マリアの黄金の花」という意味です。
確かに「マリー」+「ゴールド」ということで、黄金に輝く愛に溢れた花というイメージですね。
ローマ・カトリック教会が設けた「聖母マリアの祝日」は1年に10日ほどありますが、その際にいつも黄色いマリーゴールドが咲いていたことに由来し、花の名前として採用されました。
属名は「Tagetes(タゲテス)」といいますが、これは紀元前8世紀~紀元前1世紀頃にあった都市国家群エトルリアの神「ターゲス(Tages)」に由来しています。
花の名も植物学上の属名も、神聖なものになっていますね。
マリーゴールドの花言葉と由来!色別では?
マリーゴールドの 花言葉は・・・
「嫉妬」「絶望」「悲しみ」
「別れの哀しみ」「悲嘆」
といったものです。
聖母マリアの花ですが、少しイメージが異なる気がしませんか?
元々、黄色い花には「不吉な花言葉」が多いともいわれています。
例えば、黄色の花に限ってですが・・・
・バラ:「愛情の薄らぎ」「嫉妬」
・チューリップ:「望みのない恋」
・カーネーション:「軽蔑」
といった感じです。
なぜ「黄色=不吉」とされていたのかは、はっきりわかっていないようです。
マリーゴールドには下記のようなポジティブな花言葉もあります。
「友情」「変わらぬ愛」「濃厚な愛情」
また、 色別でも違いがあります。
・オレンジ色:「予言」「真心」
「下品な心」「可憐な愛情」「真心」はギリシャ神話に由来するため、相反する意味の言葉も混じっているようですね。
マリーゴールドの特徴
キク科コウオウソウ属の花で、原産地はメキシコです。
大きく分けて「フレンチ」「アフリカン」「メキシカン」の3種類があります。
フレンチは、「パツラ」という品種を元に作られた園芸用で、フランス王室の庭で育てられ、
ヨーロッパ各地に広がっていきました。
比較的短く小ぶりな花です。
アフリカンは「エクレタ」という品種が元になっており、17世紀にアフリカからイギリス軍が持ち帰ったものとされています。
日本に最初にやってきた品種で、草丈が高く、比較的大きな花を咲かせます。
メキシカンは「テヌイフォリア」という品種が元になっていて、小さな花と短い草丈が特徴で、一重咲きの花が多いです。
このようにマリーゴールドは品種ごとに特徴が異なり、それぞれ楽しむことができます。
色は黄色やオレンジが有名ですが、じつは 白、赤、褐色のものもあります。
開花の季節は4~12月とされ、長く楽しむことができます。
もしこの花を見かる機会があれば、ぜひ花言葉を思い出して下さいね。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。