昼顔の花名の由来と花言葉!英語では?官能的な意味を持つ花!
「昼顔」です。
朝顔に良く似た花で、昼を過ぎても咲き続けるのが野生種も多く、夏になるとよく見かける花です。
少し前に流行したドラマのタイトルにもなっていましたね。
実は、ドラマのタイトルが「昼顔」だったのには、この花が持つ 花言葉に由来していたようです。
花名の由来なども、朝顔や夕顔と比べてみると、面白いですね。
そこで、今回は昼顔の花名の由来と花言葉についてご紹介します。
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昼顔の花名の由来は?
昼顔と似た名前の花といえば、 朝顔や 夕顔といったものがあります。
これらはみな、花を咲かせる時間帯を表していて、それが花名の由来となっています。
昼顔は、朝から昼にかけて開花するのが特徴です。
種類がいくつかありますが、「朝から日中にかけてずっと開花するもの」「昼間だけ開花するもの」などがあります。
植物には、よく 「朝だけに咲くもの」「夕方にはしぼんでしまうもの」「夜間のみ咲いているもの」などがありますが、まさに生命の神秘ですね。
昼顔の花言葉は?英語では?
昼顔の 花言葉は・・・
といったものがあります。
「絆」「情事」という花言葉は、昼顔がツル性の植物で、支柱などにしっかりと巻きついて育つことに由来しています。
フランスでは、ツル性で巻きつく習性がある昼顔に官能的なイメージを連想させ、 「昼の美人」「危険な幸福」といった花言葉がついています。
また、英語の場合は品種ごとに違う意味を持っており・・・
花が小さい品種:「humility(謙遜)」
という花言葉が当てられています。
セイヨウヒルガオの場合には・・・
花が小さい品種:「repose(休息)」「night(夜)」
と、また少し意味が変わります。
また、 ピンクのセイヨウヒルガオは・・・
「worth sustained by judicious and tender affection(賢明でやさしい愛情によって支えられた価値)」という意味深で長い言葉が当てられています。
昼間に咲く花なのに「夜」という言葉があるのは、やはりツル性植物独特の官能的なイメージがあるからでしょう。
朝顔の花名の由来と花言葉!さつまいも属の花?
昼顔の特徴
昼顔は ヒルガオ科ヒルガオ属に分類される多年草のツル性植物です。
原産は日本、アジア太平洋諸島といわれていて、今ではヨーロッパなどにも分布しています。
開花は5~8月頃、夏の訪れを知らせてくれる花です。
花はピンクのものが多く、5~6センチくらいの大きさで形は朝顔の花とよく似ています。
一度栽培すると、繁殖力が非常に強く駆除するのが大変ということで、 園芸種としての人気はありません。
苗は出回っていないので、栽培したいと思ったら種から育てる必要があります。
利尿作用や強壮などに効能があるとされ、薬用や食用にされることもありました。
糖尿病の改善にもよいとされ、お茶として飲むこともあります。
昼顔の花言葉や特徴を紹介しました。
あのドラマのタイトルが「昼顔」だった理由が何となくわかった気がしますね。
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