ジャスミンの花名の由来と花言葉!クレオパトラも愛した花!
ジャスミン。
とても香りがよく、お茶などにも利用されているこの花の花言葉をご存知でしょうか?
どうしてもお香やハーブオイルなど芳香を放つイメージが強いため、美しいメッセージ性のある言葉を連想してしまいますね。
日本では「茉莉花」という漢字がよく用いられていますが、実はジャスミンは 「モクセイ科ソケイ属」の総称を表しており、その中で限られたもののみを表す漢字です。
話が少しややこしいですが、今回はそんなジャスミンの花名の由来や花言葉をご紹介します。
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ジャスミンの花名の由来は?
まずジャスミンという花名の由来を辿ると、ペルシャ語の 「ヤースミーン」という言葉が語源となっています。
これは「神様からの贈り物」という意味です。
その後、アラビア語の「yasmin(ヤーサミン)」という言葉を経て、現在の日本では「ジャスミン」と呼ばれるようになったようです。
実は、300種以上も存在する「ソケイ属」は、古代エジプトでは観賞用に栽培されていたようですが、香水やアロマオイル、ジャスミン茶などに最適な品種は、それほど多い訳ではありません。
ですから、実際には「茉莉花(マツリカ)」というのは「ソケイ属」の中の 「アラビアジャスミン」という一品種を指していると考えておくと良いです。
また、「茉莉花(マツリカ)」というと、もともとは中国名のようなイメージもありますが、こちらも実際には「双瓣茉莉」とされ、サンスクリット語の「マリカー」を語源としています。
インドのベンガル語では「Mali(マリ)」と呼ばれているようで、そこから「茉莉」という字になったのではないかとする説もあります。
ジャスミンの花言葉は?英語や色別では?
ジャスミンの 花言葉は・・・
といったものです。
「官能的」以外は、女の子の名前に相応しいイメージですね。
西洋(英語)での花言葉は・・・
・「You are cheerful and graceful(あなたは朗らかで気品がある)」
とされ、日本のものと似たような意味といって良いでしょう。
また、 色別の花言葉もあります。
・黄色:「優美」「優雅」
・ピンク(特に設定されていないようです)
ジャスミンの特徴や用途
原産地は、アジアからアフリカの 熱帯、亜熱帯地方です。
開花時期は10~4月ですが、品種によっては春から秋にかけて咲くものもあります。
ジャスミンは「香りの王」とも呼ばれていて、その点ではバラをも凌ぐとされる植物です。
特に香りが強いものは、古代エジプトのクレオパトラも愛用していたとされています。
モクセイ科の花は、他にキンモクセイやライラックがあり、やはり香りが楽しめる植物というイメージが強いことは確かですね。
アラビアジャスミンは鑑賞するだけでなく、お茶などの香りづけに使用したり、香水や精油にも使用されたりと用途も豊富です。
甘美な香りはリラックス効果を高めたり、 女性ホルモンを整える働きもあるため、アロマオイルなどでも利用している人も多いのではないでしょうか。
もし利用する機会があれば、花言葉を思い出して下さいね。
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