クラゲに刺されたら!症状・応急処置・市販薬は?痕が残る?
「海水浴」がありますよね。
夏のレジャーといえば、代表的なものの1つに家族連れやカップル、仲間達と行っても楽しいですが、気を付けなくてはいけないこともたくさんあります。
その1つが、お盆過ぎに大量発生する クラゲです。
種類によって毒性も異なるため、刺されると激痛が走ったり、痺れたりといった症状も現れるようです。
「刺されたら痕が残る」と噂されていますが、適切な対処法で未然に防ぎたいですね。
そこで、クラゲに刺された時の主な症状や応急処置の方法、有効な市販薬などをご紹介します!
Sponsored Link
コンテンツ
クラゲに刺されたらどんな症状が出る?痛みや痒みは?
クラゲと一口にいっても、種類がたくさんいます!
日本近海だと、少なくとも10種類以上はいるみたいです。
毒性の強さや刺された際の症状などもまちまちということで、代表的なものをいくつかご紹介しますね。
・水クラゲ
海水浴などでも比較的多く見られる種類です。
毒性が弱いため、痒みは出ますが痛みはあまりありません。
ただし、肌が弱い人は掻いたりしないよう注意が必要ですね。
・アカクラゲ
毒性が強く、刺されたら痛みが強く現れることも…。
砂浜に打ち上げられた死んだものも触らないようにして下さい。
・カツオノエボシ(俗称:電気クラゲ)
触手に猛毒を持つといわれており、刺された瞬間に激痛に襲われます。
患部が炎症を起こし、 ミミズ腫れを起こす危険性も高いのですが、痛みや腫れなどの症状が長引くというのも厄介です。
特に、一度刺された経験がある方はアナフィラキシーショックに警戒する必要も出てきます。
非常に危険度が高いため、見かけたら海から上がったほうが得策ですし、浜辺の死体でも絶対に触れてはいけません。
その他、最近では大型のエチゼンクラゲの大量発生も目立ってきており、比較的強い毒性を持っていることがわかっています。
痒みや痛み、痺れ、ショック症状なども怖いですが、激痛によりパニック状態に陥り、溺死する人もいますので、なるべく慌てずに応急処置を行いましょう!
クラゲに刺されたら応急処置はどうする?
海水浴などでもしクラゲに刺されたら、まず落ち着いて行動することを心掛けて下さい。
激しい痛みなどで慌てる場合もありますが、速やかに海から上がって 応急処置を施します。
まず、ビニール袋やゴム手袋などで手を覆い、ピンセットなどで刺さった触手を取り除きます。
そして、海水で洗い流して消毒して下さい。(塩分濃度が高いため有効です)
もし市販の消毒薬があれば、使って下さい。
激しい痛みや痺れの他、大きく腫れ上がったりするようなことがあれば、応急処置をしたあとに病院に行きましょう。
アナフィラキシーショックを起こし、頭痛や吐き気、めまい、動悸、血圧の急激な低下、呼吸困難、意識障害などが現れることもあるため、救急車を呼ぶことも念頭に置いておきましょう!
有効とされる市販薬は?
刺されて痒みや軽い炎症がある時は、市販薬も有効です。
クラゲ被害の場合、 「酢酸ヒドロコルチゾン」という成分が入っている薬を選びましょう。
・小林製薬:『ベロナ・コーチゾン軟膏』
・山崎帝國堂:『テトラ・コーチゾン軟膏』
などがおすすめです。
こちらはステロイドも入っているので、速やかに炎症を抑えてくれます。
さらに、抗ヒスタミン剤も使うことができます。
池田模範堂の『ムヒαEX』は、毛虫やムカデ、クラゲなどにも使え、市販薬ではメジャーどころですね。
ムカデに噛まれたら!症状や応急処置、市販薬は?
クラゲに刺されたら痕が消えないって本当?
大抵は、赤くなって大きく腫れたりしても、数週間もあれば傷痕は消えてしまいます。
ただし、カツオノエボシによる被害により、 ミミズ腫れの痕がなかなか消えないという場合も実際にあるようです。
また、応急処置が遅れてしまったり、症状が比較的軽くても患部を掻いてしまったりすることで、痕が残ってしまうこともあります。
ですから、海水浴に出掛ける際には市販薬などを常備しておくことも大切ですね。
最近では、クラゲ防止の日焼け止めなども販売されているので、対策として持って行くのも良いでしょう!
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。