乾燥ごぼうの作り方と戻し方!きんぴらなどの使い方や保存法は?
天日干しにすることで保存性が各段に上がります。
野菜や果物は、
また、栄養価がアップする、旨味が凝縮されて美味しくなる、といったメリットもあります。
ごぼうも乾燥させることで味が濃くなり、料理に使用する際も味がよく染みるようになります。
旬の時期に乾燥ごぼうを作っておけば、いつでも手軽に利用できますよ。
もちろん市販でも購入できますが、自宅でも簡単にできますので挑戦してみてはいかがでしょうか…。
そこで・・・乾燥ごぼうの作り方や利用時の戻し方をはじめ、料理への使い方、保存法などをご紹介します。
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コンテンツ
乾燥ごぼうの作り方!
乾燥ごぼうを作る時には、なるべく新鮮なごぼうを選びましょう。
スーパーで購入する際は、土付きのものを買った方が鮮度が保たれています。
では、早速作り方をご紹介します!
まず、ごぼうはよく洗って土を落とします。
綺麗に洗えれば皮は剥かなくても大丈夫ですが、気になる時は包丁の背で軽くこそげましょう。
干す前にはごぼうを切りますが、用途に合わせて切り方を変えておくと便利です。
煮物にしたい時は「乱切り」に、きんぴらごぼうや汁物などにする時は 「細切り」「ささがき」にしておきましょう。
切ったごぼうは切り口からアクが出てきますので、すぐに水にさらして10分ほどアク抜きします。
ただし、長時間水にさらすとごぼうに含まれるポリフェノールも流出してしまうため、短時間で十分です。
アク抜きが終わったごぼうは、キッチンペーパーなどで水気を取り、ザルや専用のネットなどに並べて天日干しします。
大きいものだと完全に乾燥できるまで4~5日程度、細切りにしたものは3日程度かかります。
カビの心配をしないためにも、カラカラになるまでしっかり干すことが乾燥ごぼうの作り方のポイントになります。
ちなみに、セミドライであれば半日~1日くらいでOKです。
乾燥ごぼうの戻し方!
乾燥ごぼうの戻し方は大きさによって異なります。
煮物用に乱切りにしたものは、サッと洗って20分水に浸け、水から火にかけ沸騰したら2~3分茹でましょう。
水気を切ったら、料理に使う準備も完了です!
炒め物などに利用する細めに切ったものは、サッと洗い10~15分ほど水に浸けると戻ります。
こちらもザルにあげ、水気を切れば料理に使えます。
セミドライの乾燥ごぼうであれば戻す必要はなく、水洗いして水を切れば使う準備も完了です。
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乾燥ごぼうの使い方・きんぴらや炊き込みご飯、ごぼう茶などに!
乾燥ごぼうは生のものと比べると、味わいや風味がとても濃くなっています。
そのため、独特の癖や香りが気になることもありますが、それを上手く活かした使い方をするのが理想的です。
細切りにしたものは、きんぴら、炊き込みご飯、チャーハンの具材、かき揚げなどに利用すると、ごぼうの風味が引き立ち、より美味しく食べることができます。
戻してマヨネーズで和えるだけで、ごぼうサラダもお手軽にできます。
油との相性がよいので、セミドライのものをそのまま素揚げにすると、ごぼうチップスとしても美味しくいただけます。
乱切りなどに大きく切ったものは、戻して煮物や 油炒めに利用すると味わい深くてしっかりした歯応えを楽しむこともできます。
乾燥ごぼうをフライパンで乾煎りし、鍋で煮出すか、そのまま急須に入れてお湯を注げば簡単にごぼう茶も作れます。
ごぼう茶には食物繊維やポリフェノールが豊富なため、ダイエット効果や高血圧の改善、動脈硬化の予防にも最適で、若返りのお茶としても注目されています。
また、お茶の出し殻は佃煮にしたりと、料理に活用することもできますよ。
保存法と期間は?
完全に乾燥させたものは、乾燥剤と一緒に密閉した容器に入れておくと、 長期保存も可能です。
太めに切った乾燥ごぼうは常温で2ヶ月程度、細切りやささがきにしたものは常温で4~5ヶ月程度は長持ちします。
セミドライの場合は冷蔵庫で約1週間保存できますが、冷凍しておけば2ヶ月程度は十分持ちます。
特にきんぴら用などに細く切ったものは保存期間も長いですし、ごぼう茶の他にも様々な利用法がありますので、作っておくととても便利ですよ。
乾燥ごぼうの作り方を中心にご紹介しました。
少量使いにも向いていますので、ぜひ作ってみてくださいね。
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