クレソンの育て方!プランターでの種蒔き・水遣り・肥料・害虫対策!
クレソン。
2014年、アメリカ疾病予防管理センターの機関紙で野菜の栄養素をスコア化した際に、100点満点で1位を獲得した
ステーキなどの付け合わせでしか見たことがないという方へも多いかもしれませんが、実はとても優秀な野菜だったんですね。
そんなクレソンですが、自宅の プランターなどでも栽培が可能です。
注意すべきことを守っていれば、新鮮で美味しく育てることができ、食卓を彩ることができますよ。
そこで、今回はクレソンのプランターでの育て方についてご紹介します。
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クレソンの育て方・プランターでの種まきの方法と時期は?
クレソンの種蒔きの方法ですが、 プランターに用土を入れ、そこにパラパラと種を蒔いて軽く土をかぶせるだけなのでとても簡単です。
用土は有機物を多く含んでいるものを選ぶと育ちが早くなります。
種を蒔く量ですが、あまり一箇所に固まらないようにプランターに均一広がる量にしましょう。
種蒔きの時期ですが、 4~5月と 9~10月の2回程となります。
適温が15~18℃なので、真夏や真冬に育てるには向いていません。
クレソンの育て方・日当たりや水遣り、肥料は?
クレソンは 日当たりの良い所を好むので、なるべく日に当てて育てた方が成長は早くなります。
しかし、発芽するまでは日陰に置いて土が乾かないように気をつけなけれないけません。
また、夏の直射日光はすぐに土が乾燥してしまうので、なるべく避けるようにしましょう。
水遣りですが、クレソンはもともと水辺で育つ植物ですので多湿を好みます。
いつでも土が湿っているくらいがちょうどよいので、少し乾いたらたっぷりと水をあげます。
プランターを水に浸けておくという方法もあり、その場合は1~2日に1回水を全部取り替えましょう。
また、清潔に保つことも大切です。
土を作る時に、 赤玉土や 川砂を敷いておくと水はけがよくなるのでおすすめです。
肥料ですが、まったくあげなくても一応育ちます。
真夏や真冬の時期以外は、10~15日に1回程度、液体肥料を与えます。
真夏や真冬は、もう少し間隔を短くして同じ量を与えましょう。
肥料の濃度は、規定通りの倍率で大丈夫です。
クレソンの育て方・害虫対策は必要?
クレソンは 病害虫には強いので、無農薬で育てることも可能です。
しかし、ちゃんと注意してみていないと、葉の裏にハダニやコナガといった害虫がいることもあります。
どちらも アブラナ科の植物に付きやすい害虫で、葉っぱを弱らせたり、卵を産み付け幼虫が葉をエサにしてしまいます。
ハダニは葉っぱの色が抜け、斑点や傷のようなものが見えるようになるので、園芸用のでんぷんなどで駆除しましょう。
コナガは幼虫が目に見えるので、付いている葉っぱを切り取って捨てましょう。
毎日ちゃんと観察していればどちらの害虫もすぐに気がつくので、そこまで心配する必要はありません。
最後に、クレソンの収穫の時期ですが、草丈が20~30cmになったら葉っぱと茎を摘み取って収穫できます。
種蒔きから2ヶ月もあれば、たくさんのクレソンを収穫できるようになります。
その他、水耕栽培といって水だけで育てることもできますので、挑戦してみるのもよいでしょう。
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