海の日の意味と由来!2017年はいつ?祝日法での趣旨は?
海の日がくると、いよいよ夏本番という感じがしますね。
この付近から、学生は夏休みを迎えるので楽しみにしている人も多いでしょう。
ところで、海の日が制定された意味や誕生の由来をご存じでしょうか?
また、ハッピーマンデーが関与する祝日なのかどうかも曖昧になっていて、 2017年はいつになるのか知らない人もいますよね。
日本の祝日の中ではまだ日が浅いほうなので、無理もないですね。
そこで、今回は海の日の意味と由来や2017年の日付などをご紹介します!
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2017年の海の日はいつ?ハッピーマンデーで変化する?
海の日は、 7月の第3月曜日が休日になると法律で定められています。
したがって、日付が固定された祝日ではなく、2017年は7月17日(月)となります。
これはハッピーマンデー法によるもので、祝日を月曜日に設定することで3連休を作り、「余暇を楽しみましょう」という意味の法律に基づきます。
もともとは、北米で取り入れられていた休日制度に由来して、 2003年に日本でもこの法律が生まれました。
ハッピーマンデー法以前の7月20日ではありませんので、注意して下さいね。
海の日の意味・祝日法での趣旨は?
海の日という休日が生まれたのは 1995年のことです。
祝日法での趣旨は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」として制定されています。
日本は島国で、太古の昔より海からたくさんの恩恵を受けてきました。
海から得られる魚介類や、美しい景観などが日本の文化を作り、国として発展させてくれたという意味が込められています。
その恩恵に感謝する日として作られたのが海の日というわけです。
極東の小さな島国ですが、日本人に生まれて誇らしく思えますよね。
海の日の誕生の由来とは?
海の日ができた当初は、 7月20日に固定された祝日でした。
なぜ7月20日になったのか、これにはちゃんとした由来があります。
明治9年、 明治天皇が船で東北巡幸を行いました。
「明治丸」という巡視汽船に乗って、50日かけて巡幸されたのですが、明治丸が横浜港に帰船したのが7月20日だったのです。
それ以来7月20日は「海の記念日」として祭日になり、一部の人のみ休みになりました。
祭日というのは皇室や神道の人たちの休日だったので、特に海に関する仕事をする人たちが、海の日を 祝日化しようと運動を起こしました。
そして、1995年に祝日として改めて制定し、休日になったというわけです。
現行は、海の日はハッピーマンデー法に基づき、日付が変動する祝日になっています。
ただし、7月20日が海の日記念日だったことには、そういった由来があったこともあり、ハッピーマンデーを廃止して7月20日の固定休日に戻したいという動きもあるそうです。
日付が固定されるかどうかはさておき、海の日には新鮮な魚介類を食べられることなど、海が与えてくれる恩恵に感謝するようにしたいですね。
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