お盆にほおずきを飾る意味と由来!飾り方や処分の仕方は?
お盆を迎える前には、きゅうりの馬やナスの牛、提灯、お菓子など様々なものを準備しますよね。
お供えの花として、 ほおずきを飾ることもあります。
ただ、このほおずきですが、ご先祖様の供養と一体どんな関係があるのかご存じでしょうか?
今までなんとなく飾っていたけれど、どういう意味があるのか知らないという人も多いかもしれませんね。
そこで、今回はお盆にほおずきを飾る意味や由来、飾り方や処分の仕方などをご紹介します!
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お盆にほおずきを飾る意味と由来は?
ほおずきは、漢字で 「鬼灯」と書きます。
形も提灯に似ていますよね。
お供えに飾るのは「提灯の代わり」という意味があるのです。
ご先祖様が帰って来られる際は、墓地から盆提灯や高灯籠などを辿って来られますが、最後は仏壇に飾ったほおずきが目印になるそうです。
また、亡くなった人はお盆の間、ほおずきのように中が空洞になっているものに宿って過ごすともいわれています。
その他、お盆の時期が ほおずきの全盛期であり、他の作物の収穫が少なかったことから、橙色で盆棚を賑やかにしてくれるという意味でも使われるようになったという由来があります。
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お盆のほおずき・仏壇やお墓にも飾るの?
ほおずきは仏壇に飾って目印にするという意味がありますが、 お墓に飾っても問題ありません。
特にこれを入れなくてはいけない、入れてはいけないというものはないそうです。
仏壇とお墓の飾りが同じでも構いません。
長持ちするのでお墓に飾るのにもぴったりですね。
お盆のほおずき・飾り方は?
飾り方は 地方によっても異なります。
支柱を立てて盆棚を囲むように吊るしたり、前面にだけ飾ったりします。
こちらの動画も参考にしてみてください。
最近では、他の盆花と一緒に活けるという人も多いようです。
また、九州の北部では、アレンジメントで 「ほうずきタワー」というものもあるそうですよ。
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お盆のほおずき・処分の仕方は?
ほおずきは長持ちしますので、お盆を過ぎてもまだ綺麗ですよね。
自然乾燥するだけで ドライフラワーになるので、葉っぱを取って1週間ほど陰干しすると1年ほど持ちます。
他には、網ほおずきを作るという手もあります。
表面の皮を取って繊維だけの状態にしたもので、中の赤い実がとても綺麗です。
こちらの動画で作り方を解説していますので、よかったら参考にしてみてください。
最終的には、お寺でお焚き上げをしてもらうか、家で処分することになります。
普通のごみと一緒に捨てるのは気が引けるかもしれませんが、白い紙に包んで捨てれば大丈夫ですよ。
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