お盆のお供え物のマナー!贈り物の金額の相場は?定番はお菓子?
お盆の時期になると、お供え物となる贈り物で頭を悩ませる人も多いことでしょう。
特に、遠方で帰省できない人などは「どのように送るか?」というのも問題ですね。
そもそも実家や結婚先、親戚などにはいろいろと気を遣うものですから、なるべく 定番の品を贈って無難に済ませたいという考え方もありますね。
また、新盆などの場合になると、迷うことも増えるのではないでしょうか?
そこで、今回はお盆のお供え物のマナーとして贈り物の定番や金額の相場などについてご紹介します!
Sponsored Link
コンテンツ
お盆のお供え物のマナー・贈り物の定番はお菓子?
贈り物は、故人の好きだったものや、 贈答用のお線香・蝋燭・お花などもありますが、定番としてお菓子なども挙げられます。
ここでは、人気があるお供え物3選をご紹介します。
1つ目は、お菓子など箱入りのものです。
プリンや羊羹、ゼリーなどはパッキングされていて日持ちがします。
そして、箱から出したらそのままお供えできますので重宝しますね。
また、クッキーやお煎餅なども小包装のものを選ぶと、こちらも直接お供えができて便利です。
2つ目は、果物です。
季節の果物は、切って食べられるようにするとお供えできますので喜ばれます。
皮を剥かずにりんごや梨などをお供えしても、ご先祖様は食べることができませんので注意したいですね。
3つ目は、素麺などの乾麺です。
乾麺はとても日持ちがして、家族の食事としても使えますので人気があります。
贈り物としてこれといった決まりはありませんが、小分けにされているお菓子などはやはり人気が高いようです。
お盆の意味と由来!盂蘭盆会(うらぼんえ)とは?浄土真宗の場合は?
お盆のお供え物のマナー・贈り物の金額の相場は?
お供え物の金額の相場は、 新盆が1万円、それ以降は 2~3千円といわれています。
新盆とは、故人が亡くなって49日を過ぎたあとの最初に迎えるお盆のことです。
このときは、お供えとして品物ではなく『御仏前』としてお金を包む場合もあります。
新盆以外は、お金よりも、大抵はお菓子など贈り物をお供え物として贈ることが多いですね。
基本的には新盆・初盆以外は3千円程度の贈り物でよいでしょう。
お盆のお供え物のマナー・遠い場合は送ってもいいの?
贈り先が 遠方だったりすると、都合でお盆期間中に行けなかったりすることもあると思います。
もし、その期間以外に訪問する計画がある場合は、まず、先方に連絡をしてお互いの都合を調整して訪問するのがマナーでしょう。
また、遠方でどうしてもいけない場合は、贈り物などを郵送・宅配しても失礼にはなりません。
その場合は、盆の入りまでに届くようにします。
郵送・宅配便で送る時期は、地域によっては異なるところもありますが、一般的には、(8月中旬をお盆とする地域では) 8月10日前後に送ります。
(※関東の一部の地域では、7月下旬がお盆のところがありますので、ご確認ください。)
基本は”お盆の前日までに届く”ことを守れば大丈夫です。
また、地域や宗派、各家庭ののしきたりもありますのでそれに合わせてください。
お盆にお供えする砂糖菓子の名前や形の由来!
お盆のお供え物のマナー・贈り物ののし紙の書き方
熨斗紙(のし紙)と書きましたが、厳密にいえば、お供えに使うのは 『掛紙(かけがみ)』です。
熨斗と何が違うかというと、『のし』とは右上にある六角形の絵柄の部分のことなので、この部分が印刷されないお供えは『掛紙』となるのです。
表書きは『御供』とするのが、間違いがありません。
水引きについては、地域に寄って色が違いますが、 黒白・銀・黄白があります。
多くは、お供えを購入したお店で一緒にいただけますので、地域を確認してお任せしてもよいと思います。
1.香典(現金)を包む場合
双銀、藍銀または黄白の結び切りの不祝儀袋で、表書きは「御仏前」または「御沸前・御供物料」で用意します。
2.お供え物(品物)の場合
のし紙は、白黒か黄白の結び切りで、表書きは「御供物」、基本的に「外のし」で用意します。
お盆といえば、年中行事の中でも特に重視されるものですから、マナー違反の無いように努めたいですね。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。