ダウン症の人の平均寿命!最長でどのくらい?死因で多いのは?

「ダウン症の人は長く生きられない」というイメージを持っている人は多いようです。
確かに、昔は不治の病とされていましたが、現代では治療もできるようになり、平均寿命もかなり延びているようです。
とはいえ、健常者から見ればやはり短いといわざるを得ず、「結婚して子育てはできるのか?」「死因はどのようなものか?」など、疑問に思う人も少なくありません。
そこで、今回はダウン症の人の平均寿命やなぜ短命なのか、死因で多いのは?というテーマでご紹介します。
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ダウン症の人の平均寿命は?短い?
昔は、ダウン症の人は心臓などの臓器に 先天性な異常を持っていることが多いため、長く生きることはできないといわれていました。
病気になっても、治す技術がなかったんですね。
ですから、20歳まで生きられるケースは稀で、成人する前に亡くなることが多かったようです。
でも、それは昔の話です。
今では早い段階で治療することができるようになったため、平均寿命はかなり延びました。
もちろん、個人差はありますが、平均で50代頃まで生きられるといわれています。
それでも平均寿命は短いですが、昔に比べたら2倍以上に延びたのですから、医学の進歩は明らかなものとなっています。
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ダウン症の人の死因はわかっているの?
前述した通り、先天性の異常を持っていることが多いといわれています。
その 合併症が原因で亡くなるケースが大半を占めています。
小さいうちに合併症が出てしまうと治療が難しく、0歳のうちに亡くなってしまうこともありますが、その死因としては心臓疾患や白血病などがあります。
もちろん、他の原因の場合もありますが、幼いうちに亡くなる場合はこのケースが多いです。
ダウン症でも人によって 重度が違いますし、合併症となる疾患も違います。
ですから、死因は一概にはいえないですね。
ダウン症の人の寿命は最長でどのくらい?
現在では、平均で50代位まで生きられるようになりましたが、0歳で亡くなる人も多く、1歳を超えると寿命もだいぶ延びるようです。
「20歳まで生きられるかどうか」といわれていたのは昔の話で、30代、40代になっても元気な人もたくさんいます。
正式なデータではありませんが、最長で 80代まで生きたという人もいるようです。
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結婚したり、子どもを育てることはできる?
ダウン症でも 症状の出方は様々です。
普通の学校に通い、社会に出て働いている人もたくさんいます。
もちろん、結婚をして子どもを育てている人もたくさんいるんですよ。
ただし、男性の場合は 不妊症になりやすいともいわれています。
また、子どもに遺伝するのかどうかも気になるところですよね。
健常者と結婚した場合は1/2の確率、ダウン症同士で結婚した場合は3/4の確率でダウン症の子が生まれるそうです。
残念ながら、このデータは喜ばしいものではありませんが、子育てには周囲の協力も必要になってきますので、サポートしてあげたいですね。
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