ふきの栄養成分と効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は?
ふきがおいしい季節ですね。
春になると、ふきは、数少ない日本産の野菜といわれています。
初春のふきのとうを皮切りに、春から夏にかけては茎や葉を味わえます。
今まであまり食べなかったという人も、栄養が豊富なので挑戦してみて下さいね。
そこで、今回はふきの主な栄養成分と効果・効能・カロリーについてご紹介します。
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ふきの主な栄養成分とカロリーは?
茹でたふきの主な栄養成分をみてみると、100gあたりで・・・
・カリウム:230mg
・カルシウム:34mg
・食物繊維:1.1g
・葉酸:9μg
となっています。
これ以外にも、クロロゲン酸、クエルセチン、ケンフェロール、フキノンなどのポリフェノール類が多く含まれていることがわかっています。
ポリフェノールが含まれていることで 抗酸化作用 が期待が期待できます。
また、非常に低カロリーという食材なので、ダイエット中の方も案して食べられます。
ふきの効果・効能は?
やはり注目すべきは、 食物繊維、カリウム、ポリフェノール類、葉酸などです。
まずは、生活習慣病の予防として、ポリフェノール類が効果を発揮します。
ふきには、クロロゲン酸、クエルセチン、ケンフェロール、フキノンなどのポリフェノール類が多く含まれます。
これらの成分は、動脈硬化やがん、アレルギー症状などを引き起こすといわれる活性酸素を除去する 「抗酸化作用」があるといわれています。
特に花粉症については、西洋ふきの香り成分が花粉症等のアレルギー性鼻炎を緩和するという報告がありました。
日本のふきについても抽出エキスに 抗アレルギー活性成分があることを見い出したといわれていますので、これからの研究に期待が高まりそうです。
次に食物繊維は、整腸作用や便秘解消に優れており、特に女性が摂取したい成分です。
また、カリウムには利尿作用があり、むくみや高血圧に効能を示します。
その他、ふきは漢方や民間療法で使われており、特にふきのとうや葉に薬効があるといわれており、効能として、健胃、咳止め、虫刺され、毒消しなどに効くといわれています。
ふきの栄養・妊婦さんとの相性は?
妊婦さんに大切な栄養素といえば、食物繊維、カリウム、葉酸などですね。
まず、ふきに多く含まれる食物繊維は、妊婦さんがなりがちな便秘に効果があります。
次にカリウムですが、これは塩分の排出を助け血圧を下げる働きや利尿作用がありますので、妊娠で注意しなければならない 高血圧や むくみなどの予防にもよいです。
そして、かなり低カロリーなので、体重管理にもうってつけですね。
最後に、葉酸ですが、これは妊娠中は絶対に欠くことができない栄養素ですので、元気な赤ちゃんを生むためにも積極的に摂取すべきです。
ただし、ふきはアクが強い食べ物ということもありますので、食べ過ぎは良くありません。
妊婦さんは、特にしっかりとアク抜きをして、適度にいただくようにしてください。
日本は、四季折々で様々な野菜が楽しめます。
今回のテーマである「ふき」の扱いはちょっと手間がかかりますが、ぜひとも、季節の味として楽しんでいただければと思います。
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