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ミツバチに刺されたら症状や応急処置は?攻撃性や毒性の強さは?

ミツバチ 刺されたら

ミツバチに刺されたら症状や応急処置は?攻撃性や毒性の強さは? | なるほど情報マガジンどんなに気を付けていても虫に刺されることはありますが、その1つに ミツバチもいますね。

 

蜂の針は毒を持っていますので、適切な応急処置が必要になります。

放っておくと患部が悪化してしまう可能性があるので注意したいです。

 

スズメバチやアシナガバチなどより攻撃的なイメージはないかもしれませんが、 アレルギーなどの可能性も視野に入れておかなければなりません。

 

そこで、今回はミツバチに刺されたらどんな症状が出るのか、またどんな応急処置が必要になるのか、というテーマでご紹介します。

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ミツバチに刺されたらどんな症状が出る?

ミツバチに刺されたら、まず チクッとした痛みがあるはずです。

スズメバチなどのような大きくて強い針ではありませんので、激痛が走るということはありません。

 

続いて、毒による刺激で痛みとともに現れるのが、体内の免疫細胞が毒に反応して起こるアレルギー症状です。

主に腫れとヒリヒリする痛みですが、人によっては 痒みを感じることもあります。

 

症状は数時間から1日程度で治まりますが、その後、痒みやしこりが数日残ります。

 

 

ミツバチに刺されたら応急処置はどうする?

まずは仲間のミツバチがやってこないよう、その場から離れます。

できれば、 刺された現場が見えないところまでゆっくり避難しましょう。

 

まだ針が刺さっている場合はできるだけ早く取り除くことが大切です。

 

ただし、毒液の入った部分も刺さっていますので、手で摘まんで取ろうとすると毒が傷口の奥へ入り込んでしまう可能性があります。

指の爪先で弾くようにするとその心配もなく取り除くことができます。

 

針を取ったら患部を 流水で洗い流します。

傷口から毒の成分を洗い流すのですが、周囲の皮膚をつまむようにすると毒を絞り出すことができます。

専用の吸引機を持っている場合は利用して下さい。

 

毒を出した後は薬を塗りますが、抗ヒスタミン系の成分が入っている ステロイド軟膏がおすすめです。

薬を塗った後は冷やすようにしてください。

 

急な発熱や激しい痛みがなければ、病院に行く必要もないでしょう。

 

二回目ならアナフィラキシーショックもある?

ミツバチに一度刺されると、体の中でミツバチの毒に対する 抗体ができます。

そのため、もう一度刺されたら強いアレルギー症状が出ることがあります。

 

8割ほどの人は以前よりも強い痛みや痒みが出る程度で済みますが、1~2割の人は アナフィラキシーショックを引き起こしてしまいます。

 

発熱や嘔吐、急激な血圧低下、呼吸困難、意識障害などの症状が現れるため、最悪の場合、死に至ることもあります。

毎年20人ほどが命を落としているそうですが、「蜂に二度刺されると死ぬ」といわれているのはこのためです。

 

スズメバチほどの頻度ではありませんが、ミツバチも警戒すべき対象です。

 

 

ミツバチの活動期や攻撃性、毒性の強さは?

ミツバチの活動期間は長く、 2月から11月頃までです。

普段は大人しいので、こちらから攻撃しなければ襲ってくることはありません。

 

ただし、越冬の準備をしている10~11月頃と、越冬を終えて活動を開始し始めた2~3月頃は攻撃性が増します。

他の蜂が攻撃的になる時期と異なりますので、覚えておきたいですね。

 

ミツバチの毒は、スズメバチ、アシナガバチに比べると確かに弱いです。

とはいえ、私たち人間も 毒に対する耐性はひとりひとり異なりますので、決して侮らないようにしてください。

 

特にお子様が刺されたら、しばらくは経過を観察しておきましょう。

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