椿の花名の由来と花言葉!色別や英語では?慎ましく控え目な花?
椿。
冬の花の代表格ともいえる鮮やかな色の花が特徴ですが、最近は椿油を美容に使用することもあり、ますます馴染みの深い花になったのではないでしょうか。
フランスの作家アレクサンドル・デュマ・フィスの小説 「椿姫」もこの花が関係しています。
とても魅力的な花ですが、どんな花言葉を持っているのかご存知でしょうか。
意外と知らない人も多いのではないかと思います。
そこで、今回は椿の花名の由来や花言葉についてご説明します。
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椿の花名の由来は?
椿という 花名の由来には様々な説があります。
・葉が厚いから「厚葉木(あつばき)」
・葉につやがあるから「艶葉木(つやはき)」
などから転じたといわれています。
元々の漢字はどれも違ったようで、「椿」という字も中国ではなく、日本で作られた漢字ということです。
旧暦でいう春(まだ寒い時期)に花が咲くことに由来しています。
学名「camellia(カメリア)」は、植物学者のゲオルク・ヨーゼフ・カメルに由来していますが、この名がついたのは彼の死後です。
東洋での植物調査に貢献した人物で、その後1735年にスウェーデンのカール・フォン・リンネによって日本の椿はカメリアと命名されたのです。
椿の花言葉は?色別や英語では?
椿の全般の 花言葉は・・・
とされています。
控えめというのはちょっと意外な感じがしますが、これは花にあまり香りがないことに由来しています。
色別の花言葉は・・・
ピンク:「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」
白:「申し分のない魅力」「完全なる美しさ」「至上の愛らしさ」
となっています。
慎み深く控えめな言葉が続きますが、白だけは少し違いますね。
西洋(英語)での全般の花言葉は・・・
「perfection(完全、完璧)」
です。
色別では・・・
ピンク:「longing(恋しく思う)」
白:「adoration(愛慕、崇拝)」「loveliness(愛らしい)」
とされています。
日本のものとは少し違う意味のものが多いですね。
山茶花の花名の由来と花言葉!
椿の特徴
ツバキ科ツバキ属の植物で、原産国は日本、中国、東南アジアなどです。
冬から春が旬の花で、開花時期は12~4月、最盛期は1~2月です。
椿の花は、花びらが1枚ずつ散っていくのではなく、花ごとまるまる落ちます。
ですから、プレゼントなどでは タブーとされる場合があります。
特にお見舞いや競馬関係者にはプレゼントしてはいけません。
似た花に山茶花がありますが、こちらは花びら1枚ずつ散っていきます。
咲く時期も異なり、山茶花は晩秋から初冬にかけて花をつけます。
まだ寒い時期になると思いますが、椿の花を見かける機会があれば、ぜひ花言葉を思い出して下さいね。
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