餅は消化に良い?悪い?かかる時間は?胃腸炎でも食べられる?
餅を食べているという人も多いのではないでしょうか。
冬は松の内だけでなく、毎日のようにサッと焼くだけで食べられるので、朝食にもぴったりですよね。
餅は腹持ちするというイメージがありますが、腹持ちするということは消化に悪いのでしょうか?
でも、餅米を潰して作っているので、消化に良いイメージもありますね。
そこで、今回は餅の消化に関する情報をお届けします!
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餅は消化に良い?悪い?かかる時間は?
腹持ちの良さを考えると、消化に良いイメージはあまりないかもしれませんね。
しかし、実は 消化に良い食べ物です。
餅米には、アミロペクチンというでんぷんが約70%含まれていますが、でんぷんは消化の早い炭水化物なのです。
ただし、でんぷんには 「αでんぷん」と 「βでんぷん」の2種類があります。
熱々の時は柔らかく、消化の良いαでんぷんですが、冷めると固くなって消化も悪いβでんぷんに変わってしまいます。
ですから、冷めたものは消化に悪いということになります。
消化時間はご飯と同じくらいで1時間~2時間半で、胃から十二指腸に送らています。
また、良く蒸してからすりつぶしているので、普通に炊いたご飯より消化スピードが遅いことはないようです。
消化時間が短いのに腹持ちがよいなんて不思議に思われるかもしれませんが、これは餅米の方が 糖質が多いからで、血糖値が上がるため腹持ちがよく感じるのです。
胃腸炎などの時にも餅は食べて良い?
胃腸炎の時は通常のご飯も避けたほうがよく、食べられるものも限られていますよね。
餅はそんな時でも食べることができます。
目安としてうどんやお粥が食べられるようになったら、お餅も食べて大丈夫です。
焼くのではなく、お雑煮のようにだし汁などで煮て柔らかくすると胃腸への負担が少なくなりますよ!
また、切り餅をそのまま入れるよりも、小さく切ってとろとろになるまで煮込むとよいですね。
肉は入れないほうがよいと思いますが、軟らかく煮た野菜や卵などを入れると 栄養価もアップしますね。
胃腸炎の時は、くれぐれも固いものを食べないように気を付けてくださいね!
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消化は良くても食べ過ぎ注意!カロリー過多で太る原因に!
餅は消化が良いですが、たくさん食べても構わないという訳ではありません。
切り餅1個のカロリーは、大体 127kcalほどです。
2個でお茶碗1杯分のごはんを超えてしまいます。
自宅で作った丸餅は小さく見えますが、こちらもお茶碗1杯分のごはんのカロリーを超えていることも多いです。
3~4個ペロリと食べてしまう人もいますが、ごはん3~4杯以上と考えると、やっぱり食べ過ぎですよね。
食べすぎも胃に負担がかかりますし、 カロリーオーバーになって太ってしまう原因にもなるので、気を付けましょう。
また、特にお正月などは一度に食べず、ダラダラお餅を食べ続けてしまうこともあると思います。
食べ続けていると胃に負担がかかりますので、食事と食事の間はしっかり時間を空けるようにして下さいね。
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