2017年の寒の入りと明けはいつ?寒中見舞いの時期と重なる?
日本には四季がありますが、それぞれの季節の中でもさらに細かい時期を表す言葉がありますよね。
例えば 「寒の入り」や 「寒の明け」ですが、2017年はいつになるかご存じですか?
名前は聞いたことがあるけれど「いつのことなのかわからない」という人も多いと思います。
「寒くなる日と、暖かくなる日のことかな?」という感じがしますが、実際にはどういう意味を持つ日なのでしょうか…。
そこで、今回は2017年の寒の入りと寒の明けについてご紹介します!
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2017年の寒の入りはいつ?その意味は?
日本では、1年を4つの季節に分けた 「四季」を使っていますね。
しかし、中国から伝わったものに、1年を24の季節に分けた「二十四節気」というものがあります。
どうしてそんなに細かい季節に分けていたのかというと、農業などを営む上では気候の微妙な変化をしっかり把握しておく必要があったからです。
そして、二十四節気に含まれるそれぞれの 節気は、その日1日だけを呼ぶこともありますが、次の節気が来る前日までの期間(約15日間)を意味する言葉でもあります。
その二十四節気の中で「小寒」から「大寒」の時期を 「寒(かん)」といいます。
「寒の時期」とも呼び、「1年で最も寒い時期」という意味です。
「寒の入り」というのは、文字通りその寒に入る日で、つまり小寒の1日目ということです。
2017年の場合、1月5日(木)に当たります。
2017年の寒の明けはいつ?その意味は?
寒の明けは反対に、「寒」の 最後の日という意味です。
大寒の最後の日のことで、次の節気である 「立春」の前日になります。
2017年の場合は、2月3日(金)で「節分」に当たります。
ちなみに、二十四節気の日付は毎年変わりますが、 「寒の明け=節分」というのは変わりません。
現在の実際の気候ですと、この頃からさらに寒くなることも多いので、ピンと来ないかもしれませんね。
しかし、二十四節気は旧暦を元にしているので、新暦を採用している今とはかなりズレが生じている部分もあります。
寒の時期は寒中見舞いと重なる?
喪中で年賀状が出せなかった時や、返事が遅れてしまった時に 寒中見舞いを送りますよね。
この「寒中」というのも「寒の間」を意味します。
ですから、この時期に送る手紙(はがき)のことを寒中見舞いと呼びますが、1つだけ注意したいことがあります。
それは、 「松の内が明けてから送る」ということです。
お正月飾りなどをしている間の「松の内」は1月7日までですので、1月8日以降から、2017年の場合は2月3日までに届くように送るのが寒中見舞いです。
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寒の戻りの意味は?いつ頃の言葉?
「寒の戻り」というのは、暖かくなった春になって、また一時的に寒さがぶり返してきた時のことを意味します。
寒の戻りは寒の明け以降というよりも、一度春の陽気に包まれて暖かくなってからのことを呼びますので、3~4月に使うことが多いです。
2月ですとまだ寒い日が続くため、表現的に少しおかしいかもしれません。
他にも、桜が咲く季節に急に寒くなる 「花冷え」などの言葉もありますので、大体同時期に使用されると思っておきましょう。
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