喉が詰まる感じがする病気!食道がんやヒステリー球、花粉症も

違和感を感じたことはありませんか?
食事をする時やつばを飲み込む時に、何か異物感などもあって喉が詰まる感じがする場合、「もしかすると病気かも?」と不安に思う方もいるでしょう。
ただし、喉の奥の方は非常にデリケートな部分です。
炎症を起こすことも多く、また、器質性異常が見られないヒステリー球などの可能性もあります。
そこで、今回は喉が詰まる感じがする時に疑われる病気についてご紹介します。
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喉が詰まる感じがする時に疑われる病気は?
喉に違和感や異物感がする病気は意外に多いものです。
特に詰まる感じがする際は、一番多い理由として ストレスが考えられます。
喉には分泌腺、扁桃腺、甲状腺などの重要な組織がたくさんあります。
そのため、喉で血流障害を起こすと機能不全を起こして、喉が詰まったような違和感を感じることがあります。
また、比較的多いのが、喉の奥の 炎症です。
冷たい物ばかり飲む人や喫煙の多い人は、耳鼻咽喉科で検査を受けてみると、赤く炎症を起こしていることがあります。
おにぎりなどを食べている時に詰まり感が出てきて、水を飲めば流し込めるはずが、逆に嘔吐してしまうこともあるくらいです。 (抗生物質の服用で治ります)
感染症だと、単なる風邪、おたふく風邪の他、歯周病なども考えられます。
口の中や喉の一部にかけて炎症を起こし、治るまでは赤く腫れあがるので、喉が詰まったような感じや不快感が続きます。
喘息でも喉が詰まったような感じになることがありますが、その前段階の 咳喘息の場合は、発作時に強い胸の痛みがあり、それに伴って喉に違和感を感じます。
呑気症は、大量の空気を飲み込んでしまい、胃に空気が溜まっておならやゲップを多発する病気です。
喉や食道に空気が溜まることがあり、一時的に違和感を覚えることもあります。
逆流性食道炎という可能性も非常に高いです。
強力な胃酸が食道や喉頭、咽頭まで逆流して炎症を作る場合があります。
加齢によって胃と食道の境にある下部食道括約筋の衰えが原因となる場合もありますし、あまり咀嚼せずに大量に食べる人などにも多い症状です。
食事をした際、しばらくは横にならないよう注意して下さい。
虚血性心疾患の前兆として喉が詰まる感じを受けることもあります。
狭心症や心筋梗塞の前兆となるので、注意が必要です。
最も怖いのは腫瘍などができていることですが、声帯ポリープや喉頭がんなどがあれば、声がかすれるなどの症状が現れますので、わかりやすくなっています。
声に異常がなければ、食道がんなどを含め、食道の検査を受けてみることも大切です。
甲状腺の病気については、首回りが少し腫れているように感じても、あまり喉に違和感が出ることは少ないです。
喉が詰まる感じがするときはヒステリー球かも?
ヒステリー球という疾患の場合、何ら 器質的病変が見られません。
したがって、耳鼻咽喉科で検査を受けたのにも関わらず、「異常なし」と告げられた場合は、ヒステリー球の可能性が高くなります。
主な原因はストレスによる自律神経の乱れだと考えられています。
今だけではなく、過去にひどいストレスを感じた時期がなかったか、思い返してみて下さい。
また、心療内科の先生に相談するのが一番早いと思われますので、時には抗不安薬や抗うつ薬の服用が必要になることもあります。
ヒステリー球の症状・原因・治し方!ストレス性の咳や吐き気も
花粉症でも起こり得る?
花粉症でも 30%くらいの人は喉が詰まる感じを経験したことあるようです。
ごく小さい花粉ですが、鼻や口から侵入することにより、炎症を起こすこともしばしばです。
同時に、大陸からpm2.5を含んだ 黄砂なども流れてきますので、警戒する必要があります。
マスクやうがいで対策をしたり、温かいものを飲むなどして改善するようにしましょう。
基本的に1~2日程度なら様子を見るだけでも良いですが、長引く場合は早めに検査を受けておいた方が不安材料を消すこともできるでしょう
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