金柑の栄養成分と効果・効能!ダイエットに有効?皮や種は?
「金柑」があります。
冬になると見かける果実に甘く煮たりにして保存しておくご家庭も多いですが、若い人だと食べたことがないという方もいますよね。
風邪をひいた時の咳やのどの痛みにも良いといわれていますが、生で食べても体に良い栄養が詰まっているのでしょうか…。
ミカンの仲間と考えると、実が小さ過ぎて生で食べようと思う人も少ないかもしれませんね。
今回は、そんな金柑の栄養や効能・効果・カロリーについてご紹介します!
美味しい食べ方もご紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね。
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金柑の主な栄養成分・皮や種にも!
金柑は、果物の中でも 栄養価が高いことで有名です。
ミカンなどの柑橘類の仲間というイメージが強いですが、じつは「金柑属」といって植物学上は柑橘類とは異なる存在になります。
これにはちょっとビックリする人も多いと思いますが、栄養成分を見るとわかるように、薬効のある果物として昔から重宝されてきました。
実の部分には、ビタミンA、B1、B2、C、Eなどが豊富に含まれ、カリウム、カルシウム、ナイアシンなどのミネラルも含まれています。
また、栄養価が高いのは実だけではありません。
皮の方が体に良いといわれるくらいで、ビタミンCとカルシウムが非常に豊富なのです。
さらに、皮だけでなく 葉にも健康維持に優れた成分が含まれているといいます。
種の周りには保湿効果の高い「ペクチン」が豊富なので、化粧水の材料にもなっており、小さな果実ですが捨てるところがないほどの実力の持ち主なのです。
金柑の100g当たりのカロリーは?
100g当たりのカロリーは、 71kcalです。
ミカンが34kcal、りんごで51kcal、バナナは86kcalですので、果物の中では意外と高カロリーといえそうです。
当然ですが、甘露煮やジャムにすると砂糖が入る分、さらに高まることになります。
金柑の効果・効能・ダイエットにも有効?
まずビタミンC、Eが豊富なので、 免疫力強化や 抗酸化作用に優れています。
風邪予防の他、活性酸素が大量に増えるのを抑制してくれますので、動脈硬化やガンなどにも効能を示します。
この2つのビタミンだけでも、美容に効果を発揮したり、生活習慣病の予防効果が期待できます。
抗酸化作用はアンチエイジングに優れているため、老化による血管や臓器の若返りや、お肌のシワ、シミ、黒ずみなどもカバーする力を持っています。
また、皮に含まれる 「へスぺリジン」という成分には、血管を強くしたり、コレステロール値を下げたり、血行を良くする働きがあります。
さらに、様々なアレルギー対策になるともいわれています。
ダイエット効果に関しては、血行を良くして代謝をアップしたり、悪玉コレステロール値を下げることができるため、期待しても良いでしょう。
ただし、砂糖を使って加工した場合、カロリー過多になる恐れもあるため、食べ過ぎには注意しましょう。
金柑の食べ方・はちみつ漬けやシロップに!
生で食べられないこともないですが、非常に酸っぱいため ハチミツ漬け、シロップ、ジャムにすることが多いです。
ジャムにすれば皮の部分も食べることができるので、さらに栄養価もアップしますね。
シロップは溶かして飲むと美味しいですし、風邪をひいた時はショウガと一緒にお湯に溶かすと、 喉の症状を緩和してくれます。
食べ方はご自分の中で限定されている方が多いと思いますが、ジャムやハチミツ漬けは手作りのケーキなどに使用することもできます。
お肉を煮る時に一緒に入れると、爽やかな味に仕上がりますよ。
あまりイメージが浮かばないと思いますが、様々な料理に活用することもできますね。
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