カサブランカの花名の由来と花言葉!英語では?ユリの女王!
カサブランカ。
「ユリの女王」ともいわれる大輪で純白の美しい花は、結婚式やプレゼントなどにも相応しく、人気も高いですね。
ただし、花をプレゼントする時は花言葉を確認しておいた方が良いですね。
場合によってはイメージにそぐわないものもありますので、知識を深めておきましょう!
今回は、カサブランカの花名の由来や花言葉をご紹介します。
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カサブランカの花名の由来とは?
カサブランカの原産は オランダです。
ただし、ヤマユリ、カノコユリ、タモトユリといった「日本産のユリ」を交配して誕生したものです。
交配自体はアメリカで行われたのですが、その後オランダに渡り、品種が固定されたという経緯があります。
花名の由来については・・・
オランダでは、交配や品種の固定を行った花に「都市の名前」を付けることが多かったといわれており、それに習ってモロッコにある都市・カサブランカが花名となりました。
カサブランカは、「casa blanca」と表記され、それぞれスペイン語で、 「casa=家」「blanca=白」という意味です。
その大きな白い花が、「白い家」に見立てられたのかもしれませんね。
カサブランカの花言葉と由来・英語では?
カサブランカの 花言葉は・・・
「壮大な美しさ」「雄大な愛」「甘美」
といったものです。
どれも、花自体の華やかで美しい見た目に由来していますが、「高貴で威厳ある姿」とともに「純真無垢な心の美しさ」を表しているようです。
「純粋」「無垢」「威厳」は、カサブランカを含む「ユリの花」全般に付けられている花言葉でもあります。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリの花」といった、女性の美しさを表す言葉がありますが、日本ではそれほど美しさを称賛され、観賞価値の高い花の1つですね。
また、「純潔」「威厳」は、白いユリの花全般に由来する言葉でもあります。
カサブランカの西洋(英語)の花言葉は「celebration(祝賀)」です。
華やかな見た目ゆえに、お祝い事にもよく用いられるのでピッタリですね。
キリスト教徒の間では、白ユリを聖母マリアに捧げたという話があり、 「純潔の象徴」とされています。
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カサブランカの特徴
ユリ科ユリ属の花で、観賞用にされるユリの栽培品種の1つです。
明治時代頃に日本原産のユリの花が輸出され、アメリカで交配されたという経緯があるため、「オリエンタル・ハイブリッド」の1つです。
ただし、日本の森林に咲いていた3種のユリのうち、タモトユリはほぼ絶滅したといわれています。
開花時期は6月~8月頃です。
ジューンブライドの結婚式シーズンには、特によく装飾やブーケで使用されます。
球根植物なので、秋頃に球根を植えて土の中で冬を越し、春になって急成長を遂げ、夏に開花というのが一般的です。
白い大輪の花が最大の特徴ですが、他のユリのように斑点模様がないため、「無垢」というイメージに相応しい品種です。
葉も、他のユリと比べると肉厚でゴージャスな印象も…。
同じ原種でも色の付いた花もありますが、一般にカサブランカというと「白い花」を指します。
花言葉も美しいものが多いため、プレゼントすると喜ばれますよ!
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