ほうじ茶の効果効能!緑茶との違い・カフェイン量・副作用は?
日本には、健康維持効果に優れたお茶が豊富ですね。
「ほうじ茶」も昔からの定番として飲まれています。
病院などで出されることも多いので、体に負担がないイメージもありますね。
そんな身近な存在のお茶ですが、実はダイエットや冷え性の解消など、様々な効能があると話題になっています。
そこで今回は、ほうじ茶の効果・効能や、緑茶との違い、副作用などについてご紹介します。
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そもそもほうじ茶とは?緑茶との違いは?
緑茶もほうじ茶も、もとになっている茶葉は 同じです。
緑茶を焙煎したものがほうじ茶になります。
このひと手間で、香りや成分に違いが出てくるんです。
専門店などで購入する人も多いですが、実は自宅でフライパンを使って作ることもできますよ。
焙煎している時の香りも良いので、興味のある方は一度試してみて下さい。
同様に、紅茶やウーロン茶などもすべて同じ茶葉を使いますが、発酵の度合いなどを調節することで、それぞれのタイプに分かれています。
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ほうじ茶のカフェイン含有量は?
この焙煎という手間を加えることによって カフェイン量が減少します。
カフェインは130℃辺りから昇華していくので、強火で煎ることで減少していくのです。
病院や介護施設などで利用されているのも、「カフェインが少ないから」という理由もあるようです。
ほうじ茶には150ml当たり約20mgのカフェインが含まれています。
緑茶の場合は150ml当たり約30mgですので、 2/3まで減少します。
ただし、煎り具合にもよりますので、緑茶の半分くらいになる商品も販売されています。
とはいえ、微量というわけでもありませんので、飲み過ぎには注意したいですね。
ほうじ茶の効果・効能!冷え性や便秘、ダイエットにも!
カフェインが少ない分、体を温める効果があり、 冷え性にも有効とされています。
ただし、温かくして飲んだ場合に限ります。
便秘に関しては、直接腸の動きをよくする効果があるわけではなく、内臓を温める効能があり、同時に水分補給ができるからだといわれています。
ダイエット効果というのはカテキンの作用によって期待できるものです。
ですが、ほうじ茶に含まれるカテキンの量は茶葉100g当たりでたったの3gです。
一方、緑茶には14gもありますので、やはり焙煎されることによってカテキンの量は減ってしまうようです。
ですから、緑茶よりダイエット効果が高いということはないようです。
では、「ほうじ茶の効能で特徴的なのは何なのか?」というと リラックス効果です。
NHKの「ためしてガッテン」でも紹介されていました。
煎じることで300種類もの香りの成分が生まれ、これによって脳がリラックスするようです。
飲まなくても香りを嗅いだだけで効果が得られるといいますので凄いことですね。
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ほうじ茶の副作用は?
もちろん薬ではありませんので、 副作用と呼べるものはありません。
ただし、飲み過ぎには注意した方が良いでしょう。
カフェイン量も少ないですが0ではありませんので、飲み過ぎると影響が出てきてしまいます。
また、水分の摂り過ぎでもむくみなどの症状が出ることがありますので気を付けましょう。
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