にんにくの芽の栄養成分・効果・効能・カロリー!妊婦にも!
にんにくの芽。
豚肉などと一緒に炒め物にすると、とても美味しい実際には、花を付けるために伸びる花茎に当たるもので、「茎にんにく」などとも呼ばれています。
お馴染みの根っこの部分は「スタミナが付く」といわれていますが、茎の栄養や効能の実力はいかがなものでしょうか。
現在では、冷凍食品などでも年中手に入る食材なので、健康維持効果も高ければ上手に活用したいですね。
今回は、そんなにんにくの芽の栄養成分や効果、効能、カロリーについてのお話です。
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にんにくの芽の栄養成分とカロリーは?
にんにくの芽に含まれる主な栄養素として・・・
・カロテン
・ビタミンB1、B2、B6、C、E
・葉酸
・鉄分
・アリシン
・食物繊維
などが挙げられます。
とくに 「アリシン」はにんにくの香り成分で、玉ねぎなどにも含まれているもの。
そして、葉酸、鉄分、食物繊維も豊富に含まれており、女性には欠かせない栄養成分豊富といえます。
気になるカロリーは、100gあたり45kcalほど。
緑黄色野菜の仲間ということもあり、とてもヘルシーですね。
にんにくの芽の効果・効能は?
まず、にんにくの芽の独特の香り成分「アリシン」ですが、下記のように様々な効果・効能を持っています。
・抗菌・殺菌作用
・胃腸での消化を促す
・疲労回復
・免疫力強化
・血液サラサラ効果
・血流を促進して冷えを予防する
・動脈硬化やガンの予防
また、 β‐カロテンも含まれているので、体内でビタミンAに変性し、粘膜の保護や皮膚細胞を強化して免疫力を高める作用もあります。
ビタミンAは目のトラブルにも効能を示すため、ドライアイや目の疲れなどにも有効で、パソコンやスマホなどで目を酷使する人にもおすすめです。
β―カロテン、ビタミンEには優れた抗酸化作用があり、ビタミンCと同時摂取できるにんにくの芽を食べると、その効果がグンと高まります。
ストレスが溜まることにより体内で大量に増える活性酸素を抑制し、動脈硬化や発ガンなどの予防に繋がります。
女性は特に、お肌のしわ、シミ、たるみ、黒ずみなどのアンチエイジングに興味がある人も多いため、抗酸化作用で 若返りを目指しましょう!
その他、食物繊維は便秘解消や美肌に、鉄分は鉄欠乏性貧血の予防・改善にも有効ですね。
にんにくの芽と妊婦さんの相性は?
まず、妊婦さんに必要な栄養素、 葉酸が含まれています。
葉酸とは、タンパク質や細胞を作る時に重要な役割を果たしてくれるビタミンの一種です。
細胞分裂をどんどん繰り返しながら成長する胎児にとって、とても大切な栄養素で、不足すると奇形の原因になるといわれています。
加えて、妊娠中は貧血や便秘にもなりやすいです。
にんにくの芽には食物繊維や鉄分も入っているので、妊婦さんの心強い味方となってくれそうです。
「でも、にんにくはそもそも刺激物じゃないの?」「妊娠中に食べてもいいの?」と気を遣う時期でもありますよね。
もちろん、過剰摂取すると胃が荒れたりする原因になり得ますが、適量を心がけていれば問題はありませんし、必要な栄養を効率よく一度に摂取することができます。
いかがでしたか?
にんにくの芽はお値段も良心的ですし、1年を通してスーパーで手に入る食材です。
炒め物の他にも、浅漬けにしたり、スープに入れたり、ホイル焼きにしたりと、様々な料理に使えます。
ご自身のレパートリーを増やしておくと使い勝手も良く、健康維持にも繋がりますね!
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