チーズの食べ過ぎは太る?ニキビや体臭も!下痢・便秘も注意!
チーズ。
どんな料理にも合う人気の乳製品、最近の糖質制限やEMC食(卵・肉・チーズ)ダイエットブームの影響で、食べ過ぎてしまう人が増えています。
カルシウムが豊富な健康食なので「たくさん食べてもOK!」と思ってしまいがちですが、実は注意すべきこともいくつかあるのです。
適度に食べる分には申し分ありませんが、何でも過剰摂取は危険です。
今回は、そんなチーズの食べ過ぎによる体への弊害についてご紹介しますね!
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チーズの食べ過ぎは太る?ニキビも増える?
まず、種類によっても異なりますが、チーズの平均カロリーは100g当たり 300kcal前後。
乳脂肪分(脂質)を含むことを考慮すると、低くも高くもない数字に思えますね。
脂質が多いイメージが強いですが、なかでもチーズに含まれる「中鎖脂肪酸」の場合、普通の油よりは太りにくく、すぐにエネルギーとして消費されやすい特徴があります。
ただし、消費されやすいといっても平均300kcalであることは変わりません。
また、食べ過ぎてしまえば、運動などで代謝を上げて消費する必要も出てきます。
動物性タンパク質により筋肉量を増やすことができますので、かなりハードなトレーニングを行う限りにおいてのみ、「太らずに済む」と考えた方が良いでしょう。
さらに、 ニキビを気にする人も多いですが、チーズには肌に良い成分も豊富です。
例えば、ビタミンAやB2などは肌細胞を強化し、外的刺激から守ってくれる効果も高いです。
ただ、過剰摂取で脂質が増えてしまえば、「皮脂の分泌量」などが極端に増えることもあるため、ニキビを作るアクネ菌などの温床を作りやすくする可能性も出てきます。
そういった視点からも食べ過ぎを抑制し、適量を心掛けるのが一番です。
チーズの食べ過ぎは下痢や便秘になる?
脂質とタンパク質が豊富なチーズは、 消化管にかかる負担が比較的大きいです。
なかなか胃や十二指腸で消化できないことで、腸内に長くとどまる傾向もあります。
すると、善玉菌が少なくなり、悪玉菌が優位な環境を作りやすいです。
乳酸菌を含むヨーグルトとは異なり、便秘などのトラブルを起こしやすくなっています。
もちろん、消化不良が原因で逆に下痢をする人も増えてきます。
また、 「乳糖不耐症」の症状が現れる人も…。
特にアジア人に多いのですが、乳製品に含まれる乳糖を分解できる酵素を持っておらず、「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする」と訴える人もいますよね。
チーズに含まれる乳糖は少ないともいわれていますが、敏感な方は下痢を起こしやすいため、食べ過ぎには注意しておきましょう。
チーズの食べ過ぎは体臭がきつくなる?
チーズの脂質は腸内に汚れとして溜まりやすく、ガスが大量に発生して行き場を失うと、 体臭がきつくなることがあります。
便秘になると、毛穴から出る臭いや口臭が気になったりもしますよね。
こちらは、食物繊維や分解酵素を含む野菜などを一緒に食べ、消化を助けてあげると解消されるはずです。
また、ストレスを溜めない生活環境を作ることも重要視されています。
過剰摂取で起こり得る病気は?
チーズには 「チラミン」という物質が含まれています。
可愛らしい名前ですが、「血圧の上昇」「頭痛」「吐き気」などを起こす原因物質となっています。
そのため、片頭痛を持っている人は控えるなどの対策が必要です。
チラミン以外にも、乳製品に対する アレルギーも気になります。
強い症状が出なくても、「食べた後になんとなく体調が悪くなる」という例もあるため、一度詳しく検査を受けておくと安心です。
また、チーズの食べ過ぎによって脂質やタンパク質の摂取量が増えると、 エステロゲンという女性ホルモンの分泌量が高まるようです。
これにより「子宮内膜症」「子宮ガン」「卵巣ガン」「乳ガン」など、様々な女性特有の病気にかかる危険性が指摘されています。
さらに、普段の食事から得る栄養も重なって肥満体型になると、 脂肪肝から 肝硬変に移行することも視野に入ってきます。
どんなに体に良いものでも、過剰摂取が思わぬ病気を招くこともあるため注意すべきですね。
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