かさぶたの跡を消す方法!残る原因や残さない方法!有効な市販薬は?
かさぶたになりますよね。
怪我や火傷などをしてしまうと、傷の後が
そして、そのかさぶたが剥がれ落ちても、跡がいつまでも消えないということもあります。
ピンク色や茶色の他、黒っぽくなりことがありますが、なぜ跡が残ってしまうのでしょうか…。
腕や足などの場合はあまり気になりませんが、特に顔にできてしまった場合は悩んでいる人も多いですね。
また、跡が残る時と残らない時があり、その違いもなんなのか気になりますよね。
そこで、今回はかさぶたの跡を消す方法や、なかなか残って消えない原因などをご紹介します!
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かさぶたの跡が残る原因は?
私たちの皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」という3層の構造になっています。
このうち真皮の半ば以上まで傷の影響が届いてしまうと、それが原因でかさぶたの跡が残ってしまいます。
跡が残るか残らないかは傷の深さによるのです。
真皮の傷は、肉芽組織というたんぱく質で傷を塞ぎます。
これには毛穴や色素がないため白い色をしています。
真皮まで達していても毛穴が残っているレベルであれば、真皮の細胞の上に表皮ができ、皮膚は正常に再生していきます。
ただし、毛穴がなくなってしまうと真皮の上に表皮細胞がないことが原因で、正常に再生することができなくなってしまうのです。
そのため傷が大きくなくても深いという場合、病院で縫合などをしないと白い、もしくは肌色に近いかさぶたの跡が残ることがあります。
また、皮膚が傷ついていると自身を守るためにメラノサイト細胞が反応し、メラニン色素を生成します。
したがって、傷ついた場所はメラニンが色素沈着して黒ずんでしまい、かさぶたの跡が残ってしまいます。
かさぶたが剥がれた後に黒や茶色い跡が残る原因は色素沈着によるもので、ある意味皮膚の正常な働きによるものと考えてよいでしょう。
かさぶたの跡を残さない方法はある?
かさぶたの跡を残さないためには、まず怪我などでできてしまった傷のかさぶたを自ら剥いだりするのはNGです。
傷が治ればかさぶたは自然に剥がれ落ちますので、痒みがあるからといって触れたりせず、自然に治るまで待つことが大切です。
自然に剥がれ落ちた時というのは、その下に新しい皮膚ができた証拠です。
痒くなるのは新しい真皮ができるサインなので、なるべく気にしないようにしましょう。
引っ掻いて剥がすようなことがないように注意してくださいね。
傷を早く、しかもかさぶたの跡を残さないように治す方法としては、皮膚の再生能力を最大限に生かすことが大切です。
また、傷を乾燥させないようにしましょう。
消毒をするのも逆効果なので避けてください。
水道水などでしっかり洗い、バンドエイドのキズパワーパッドなどを貼っておくと傷が乾燥しないのでおすすめです。
ワセリンを塗って上からラップをするだけでも、かさぶたの跡が残りにくくなります。
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かさぶたの跡を消す方法・有効な市販薬は?
既にできてしまっている跡を消すには、市販薬を利用してみましょう。
有名なのは小林製薬の「アットノン」ですね。
新陳代謝を活性化させ、皮膚の再生を促す効果があるので、かさぶたの跡を消したい人にもおすすめです。
すぐに消すことができるものではありませんが、1ヶ月ほど続けてみてください。
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かさぶたの跡が消えない時は皮膚科へ!
子供の頃の傷跡がなかなか消えない場合、病院で治療するという手もあります。
皮膚科や形成外科、美容皮膚科などで治療することができますよ。
もちろん、かさぶたの跡の色素沈着を消すことも可能です。
なかにはレーザー治療専門のクリニックもありますので、顔などに跡が残ってずっと悩んでいる人にはおすすめです。
レーザー治療の場合は少々痛みを伴いますが、それを 最小限に抑える方法も用意されています。
もちろん市販薬などを試してみて、どうしても消えない場合のみにしておいた方がよいでしょう。
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