数の子の食べ過ぎは太る?プリン体の摂り過ぎで痛風に!高血圧も?
「数の子」。
おせち料理の定番で、人気も高い
魚卵なので、子孫繁栄を意味する縁起物ですね。
数の子はニシンの卵を塩漬けにしたもので、独特の食感と風味がたまらなく好きな人も多いと思います。
ただし、食べ過ぎてしまうと塩分過多で 高血圧になったり、プリン体の摂り過ぎで 痛風になったり、悪化したりするようなイメージもあります。
また、カロリーやコレステロールの値も心配される人もいますよね。
そこで、今回は数の子の食べ過ぎが原因で起こる身体への影響についてご紹介します!
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数の子の食べ過ぎは太る?カロリーは?
数の子は、ニシンの卵を塩漬けにしたものなので、カロリーを気にしたり、 太るイメージを持っている人も多いようです。
実際には、100gあたりのカロリーは約89kcalです。
いくらは100gあたり約230kcal、たらこは100gあたり約140kcalですので、魚卵の中ではむしろ低い方なので、太る心配はあまり必要ないでしょう。
加えて、1本が大体10gくらいなので、数の子1本は約9kcalしかありません。
もちろん、大好きで食べ過ぎる人もいるとは思いますが、流石に何十本も食べられるものでもありませんので、その点はクリアできそうですね。
また、数の子には魚介類に多く含まれるDHAやEPAも豊富に含まれています。
これらは、脂肪の分解を促進する「リパーゼ」という酵素の働きを高めてくれるので、むしろダイエットに効果があるといえます。
ただし、どんなに体によいものでも食べ過ぎは思わぬ弊害が及ぶこともありますので、程々にしておくのが一番です。
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数の子の食べ過ぎはプリン体の摂り過ぎで痛風に!
プリン体の摂り過ぎは、痛風になる危険性があります。
魚卵にはプリン体が多く含まれるイメージですが、数の子に含まれる量は100gあたり約22mgと少ない部類に入ります。
同じ魚卵のたらこは、100gあたり120mgなので、比較してみると特別多い食材というわけではありません。
したがって、多少食べ過ぎても痛風になるというようなことはありません。
痛風患者の方や予防を心掛けている人の場合、1日あたりのプリン体摂取量は400mgが上限とされているため、数の子も桁外れに食べ過ぎなければ心配はいらないでしょう。
お酒のおつまみにもピッタリですが、どちらかといえばビールなどの方が種類によってはプリン体が多く含まれているため、まずそちらを気を付けましょう。
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数の子の食べ過ぎは塩分の摂り過ぎで高血圧に!
数の子は塩漬けにされているので、 高塩分食品と思われがちですね。
ただし、通常塩抜きしてから食べることもあり、100あたりの塩分量は約1.2gと、極端に塩分が多いというわけでもありません。
ただし、わさび醤油をつけて食べたり、松前漬けに加えたりすると、調味料の分だけ塩分量も増えることになります。
また、お正月のおせちも各家庭で味付けが異なるため、極端な食べ過ぎは控えておいた方がよいかもしれませんね。
塩分を摂り過ぎると高血圧の心配も出てくるため、他の病気への移行も心配です。
ただし、数の子には、前述したDHAやEPAといった血液をサラサラにしてくれる成分が多いため、適度に摂取することで脳卒中などの予防にも繋がります。
また、コエンザイムQ10が含まれているため、心筋梗塞や脳梗塞などを予防する働きもあります。
こちらも過剰摂取を控え適度な量にしておけば、健康維持効果も得られそうです。
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数の子の1日の許容摂取量は?
数の子の1日の許容摂取量ですが、大体5~6本までとされています。
カロリーやプリン体、塩分量などの点からも、極端に食べ過ぎなければ問題はなさそうですね。
お酒のおつまみにする時は、飲み過ぎないように気を付けた方がよいかもしれません。
気になる点としては、数の子を綺麗な色にするために使用される過酸化水素は、発がん性物質が含まれています。
基本的に、製造過程で過酸化水素が残留しないような処置がされていますが、気になる人は無漂白のものを選んで食べるようにしましょう。
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