鎮痛剤の飲み過ぎによる副作用!頭痛・胃痛・吐き気・肝臓への影響!
鎮痛剤が欠かせないという人が多いと思います。
頭痛持ちだったり、生理痛がつらかったりすると、痛みを我慢し過ぎるのもよくないといいますが、薬の飲み過ぎは大丈夫なのでしょうか…。
なかには痛いからといって決められた容量以上に飲むという人もいるようですが、もちろん体にはよくありません。
ただ、実際にどんな影響や副作用が出たりするのか、ご存じない方もいますよね。
そこで、今回は鎮痛剤の飲み過ぎによる体への弊害についてご紹介します。
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鎮痛剤の飲み過ぎによる副作用・頭痛や胃痛、吐き気も!
そもそも、 鎮痛剤はどういうものなのかを知る必要があります。
痛みや炎症、熱などを引き起こす原因である「プロスタグランジン」という物質が作られるのを抑える薬です。
痛みが強いからといって自己判断で指定の回数よりも多く飲み過ぎたり、一度にたくさん飲んだりすると、効果よりも 副作用の方が心配になってきます。
まず、一番多い副作用は、食欲不振、胃もたれ、胃痛、腹痛、吐き気などの消化器系の症状です。
ですから、薬には空腹時を避ける指示があったり、胃薬が併せて処方されたりしますね。
特に、もともと胃腸が弱い方は、胃潰瘍などを引き起こす可能性もあります。
また、鎮痛剤を飲み過ぎて 頭痛を起こすこともよくあります。
「薬物乱用頭痛」といいますが、頭痛の苦しみから逃れたくて飲んだのに、新たな頭痛を引き起こしては本末転倒といった感じですね。
鎮痛剤の飲み過ぎによる副作用・肝臓や腎臓への影響は?
鎮痛剤は痛くなった時に飲むものですので、日常的に飲み続けるのはやはり良くありません。
消化器系の症状や頭痛などの他に、 肝臓や 腎臓へも負担がかかるのです。
胃腸だけでなく肝機能が低下したり、腎機能が低下したりすることもあります。
肝臓の大きな役割の1つに解毒作用がありますが、薬の効き目がなくなったり、お酒による酔いが醒めたりするのもこの働きによるものです。
つまり、薬の飲み過ぎは、肝臓にとっては体の外から入って来た異物の解毒を休むことなく行わなければならないことになり、肝機能が低下してしまうことにも繋がります。
また、腎臓が弱るとむくんだり、疲れやすくなったり、貧血になったりします。
まさか鎮痛剤のせいだとは思っていない人が多いですが、心当たりのある人は使用頻度を減らしましょう。
確かに鎮痛剤は痛みをとる効果はありますが、私たちの体の内臓にとってはアルコールなどと同じく毒の1つといっても過言ではありません。
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生理痛の時の飲み過ぎも要注意!
女性の場合は、 生理痛の時ももちろん同様で、飲み過ぎると副作用が出ます。
症状は前述した通りです。
普段から生理痛がひどい人は生理が始まると鎮痛剤を飲んだり、始まる前から飲んだりする人も多いかもしれません。
ですが、本当に痛い時だけにするよう注意しましょう。
リラックスする、体を温めるなどでも効果がありますので、まずは生理痛やPMSを引き起こさないように生活習慣を改善してみることをおすすめします。
また、鎮痛剤は痛みが強くなってからだとあまり効果がない場合がありますので、持病などで痛みが襲ってくる予兆を感じている場合に限り、早めに飲んでおきましょう。
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