フカヒレの栄養と効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は?

フカヒレ。
中華料理の高級食材としても名高いサメのヒレから、骨や肉、皮を取り除き、繊維の部分だけを取り出して乾燥させた食材です。
姿煮やスープなどの料理でよく目にしますね。
中国では、フカヒレを食べると長生きできるといわれていて、 栄養価の高い食材としても知られています。
そこで、今回はフカヒレの主な栄養成分と効果・効能・カロリーについてご紹介します!
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フカヒレの主な栄養成分とカロリーは?
フカヒレは、そのほとんどが タンパク質でできていて、可食部の84%ほどを占めています。
ビタミンやミネラルの含有量は少ないですが、ナイアシン、ビタミンB6、B12、E、葉酸、パントテン酸などの栄養成分が含まれています。
気になるカロリーは100gあたりで 約340Kcalと、脂質も多く含むため意外と高カロリーな食材です。
高級食材であまり手が出ない感もありますが、食べ過ぎると当然太りそうです。
フカヒレの効果・効能は?
フカヒレは良質なタンパク質が豊富で、 コラーゲンが多く含まれています。
コラーゲンは、皮膚や血管、歯の構成に必要な栄養素で、美肌や関節痛の予防などに効果が高いことが知られています。
また、フカヒレに含まれる ナイアシンは、糖質、脂質、タンパク質の代謝を助ける働きをするビタミンで、皮膚や粘膜の健康維持、脳神経の働きを助けるといった効能があります。
ストレス社会に生きる、私たちの疲労回復に必要な栄養素です。
パントテン酸は、善玉コレステロールや免疫抗体を増やし、動脈硬化の予防や皮膚、粘膜の保護・強化に有効な成分です。
他にも、ビタミンEによる抗酸化作用には、ガン細胞の抑制や動脈硬化予防、アンチエイジング効果が期待でき、ビタミンB12は貧血予防に効能を示します。
フカヒレは、動物性タンパク質によるコラーゲンやビタミンB群が豊富なことで、女性の美容や老化抑制に関する健康維持に優れた食材であることがわかります。
フカヒレの栄養・妊婦さんとの相性は?
妊婦さんにとって嬉しい効能もたくさんあります。
例えば、フカヒレに含まれる葉酸は、胎児の細胞増殖が盛んな妊娠初期には欠かせない栄養素です。
この時期に葉酸が不足すると、 胎児の神経系の発達に影響が出ることがあるといわれています。
鉄やカルシウムといった妊婦さんに不足しがちな栄養素も含まれています。
特にカルシウムのほとんどは胎児へ供給されてしまいますので、積極的に摂取したいところですし、フカヒレに含まれるコラーゲンは骨粗鬆症の予防にも繋がるため、ダブルで骨の強化に役立ちます。
妊娠や出産を経験すると、骨粗鬆症のリスクが上がるのでしっかり補っておきたいですね。
ただし、高カロリーな食材でもあるので、食べ過ぎると 体重コントロールに影響が出ます。
なかなか食べられない高級食材でもあるので、リフレッシュの時に食べる程度にとどめておきましょう。
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