クワガタの寿命!オスとメスで違う?最長のギネス記録は?
昆虫獲りをして、獲ってきたものを観察しているというお子さんもいるでしょう。
夏休みには男の子に人気の昆虫として、クワガタを見かけることは多いですね。
せっかく育てているのなら長生きさせてあげたいですが、一夏越せずに死んでしまったという例も少なくないと思います。
そもそも クワガタの寿命はどれくらいで、越冬することはできるのでしょうか?
そこで、今回はクワガタの寿命について詳しくご紹介します!
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クワガタの寿命はどのくらい?
クワガタの寿命については、種類によって 越冬できるものとできないものがあるので、種類別に紹介します。
最も長生きするのは「オオクワガタ」です。
国産のオオクワガタは、 クワガタの王様といわれますが、成虫になってから2~3年くらいが寿命です。
なかなか天然ものに出くわすことはないですが、ペットショップなどで購入することができます。
続いて、人気の高い 「オオヒラタクワガタ」も越冬ができるタイプで、適切な環境を保つことができれば2~3年ほど生きられます。
小さい種類の「コクワガタ」も、国産のものであれば2年くらい生きることができます。
越冬ができない 「ミヤマクワガタ」「ノコギリクワガタ」の寿命は1年ほどです。
野生で採取することができる最もメジャーな種類が「ノコギリクワガタ」ですので、昆虫獲りで捕まえてきたものは、大抵は冬前には死んでしまうということになります。
また、外国産のものの場合は、もともと住んでいた環境によって越冬できないものもいますので、その場合は冬を越せずに寿命が来てしまうということになります。
クワガタは産卵して卵が孵化するのに2~3週間、孵化して幼虫が成虫になるまでは2年くらいかかります。
幼虫からの寿命を数えると、大体3年~5年くらいになりますね。
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クワガタの寿命・オスとメスで違うの?
クワガタの寿命は、 オスと メスではほぼ違いはありません。
メスの方が若干長生きといわれますが、その差は1~3ヶ月程度で、個体差と変わりありません。
どちらの場合も、より長生きさせたい場合は交尾をさせないように別々の環境で飼育すると長生きできます。
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クワガタの寿命・最長のギネス記録は?
クワガタの寿命に関しては、 ギネス記録には記録されていません。
おそらく、ギネス記録として申請する際の生まれた日などを証明するのが難しいため、記録にならないのだと思われます。
ただ、長生きのオオクワガタは平均3年くらいが寿命のところ、7年生きたものがいるという報告もあります。
コクワガタも平均寿命2年のところ、4年くらい生きた例もあるそうです。
これらは、適切な温度管理、ケンカなどの刺激の少ない環境など、長生きさせることができる条件下で育てた場合の例です。
天然のものの場合は、繁殖させたものよりも短命になります。
もし飼育するときには、適切な温度管理のもと長生きできるようにしてあげましょう。
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