びわの栄養成分と効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は?
びわ。
初夏に旬を迎える黄桃のような果肉で、さっぱりとした甘みが美味しい果物ですね。
原産は中国で、中華料理では特によく利用されており、栄養面でも優れていて免疫力アップなどの効果が高いといわれています。
日本にも古くから自生しているので、私たち日本人にも馴染みの食材といえますね。
そこで、今回はびわの主な栄養成分や効果・効能・カロリーについて詳しくご紹介します。
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びわの主な栄養成分とカロリーは?
びわの主な栄養成分として、 β‐カロテン、β‐クリプロキサンチン、ビタミンB群、C、E、葉酸などが挙げられます。
また、鉄分、カリウム、マグネシウムといったミネラルや、食物繊維も豊富に含まれています。
気になるカロリーは100gあたり 40Kcalと、一般的な果物の中でも低い方です。
大体、普通のサイズのびわが1個あたり30~40gくらいですので、2~3個をおやつとして食べても摂取カロリーを抑えることができます。
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びわの効果・効能は?
びわに含まれる栄養成分の中でも、特に多いのが β‐カロテンです。
β‐カロテンは、免疫力アップが期待できる栄養素で、体内に入るとビタミンAに変性するという特徴を持っています。
その特徴により、粘膜や皮膚を強化し、体内にウィルスなどが入ってくるのを防ぐ働きがあり、風邪などの感染症の予防にも繋がります。
頭髪の健康維持や、視力の向上などにもβ‐カロテンは欠かせません。
他にも、びわに含まれる アミグダリンという酵素には、がん細胞を抑制する効果があるといわれています。
抗炎症作用、鎮痛作用もある酵素なので、持病に神経痛を持っている人などにも効能を示します。
さらに、ビタミンEには活性酸素を除去する 抗酸化作用がありますが、ビタミンCと一緒に摂取することができるため、動脈硬化、発ガン、お肌のシミ、シワ、たるみなどに有効な、アンチエイジング効果が強化されます。
また、果実に含まれる栄養素はもちろんですが、実はびわは葉っぱにも高い健康維持効果があることがわかっています。
葉の部分は、「びわ茶」として飲むことができます。
びわ茶の効能として・・・
・むくみ解消
・アレルギー体質の改善
・がん予防
などが期待できます。
びわ茶は特に 鎮咳効果が高く、呼吸器系の疾患などにも有効性が認められています。
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びわの栄養・妊婦さんとの相性は?
びわには、 ビタミンB群や 葉酸が豊富に含まれています。
これらは、胎児の成長や神経系の発達に欠かせない栄養素ですので、特に妊娠初期の妊婦さんは摂取しておきたいですね。
また、妊娠中は免疫力が低下しがちですので、びわに含まれるβ‐カロテンやクエン酸の力で疲労回復に努めておくことも重要です。
その他、妊娠中は便秘やむくみが気になることがありますが、 カリウムや 食物繊維にはそれらを解消する効果があるので、悩んでいるときには食生活に取り入れてみましょう。
何より、低カロリーなので、体重のコントロールが必要な妊婦さんのおやつにぴったりです。
昔から、薬効が高い果物として親しまれてきた経緯がありますので、旬の時期にはぜひ食卓に取り入れてみましょう。
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