光が眩しい時に起こる頭痛・吐き気・めまいなどの原因は何の病気?
慢性的な頭痛に悩んでいるといわれています。
現代では、およそ日本人の4人に1人が
その中で、「光が眩しい時に症状を感じる」という人が多いようです。
時には 吐き気、めまいなどが襲ってきて、実際に嘔吐してしまう例もあります。
改善策を講じる前に、まずは、なぜこのような症状があらわれるのか、その原因を突き止めておきたいですね。
そこで、今回は光が眩しい時に起こる頭痛の原因についてご紹介します!
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光が眩しい時に起こる頭痛・吐き気・めまいの原因は片頭痛?
片頭痛は、 光や臭いが刺激となって発作的に症状が出ることがあります。
特に、眩しい光が視神経を刺激して脳へ伝わり、脳の興奮が血管を拡張させることで頭部の神経の一部、または全体を圧迫することにより激痛を引き起こします。
吐き気やめまいを伴うことも珍しくなく、あまりの辛さに嘔吐してしまう人も多いです。
男女比を見ると女性が男性より4倍多いとされ、特に月経等によるホルモンバランスの乱れなどが原因となり、発症する例が増えているようです。
予防するためには、 空腹をなるべく避けるようにし、朝食を抜く生活や過剰なダイエットも控えるべきです。
また、睡眠不足や不規則な生活習慣なども改める必要があります。
外出時には、日差しの強いところではサングラスをかけ、混雑を避けるなど工夫をすることでも発作を抑制する効果があります。
「光が眩しく感じる」「目の前がチカチカする」といった前兆が現れることも多いため、その後頭痛が襲ってくるようなことがあれば、頭痛外来などで相談してみて下さい。
もし病院で片頭痛と診断された方は、薬を服用するとともに、発作が起こった時に部屋をなるべく暗くし、安静にすることで緩和も早くなります。
光が眩しい時に起こる頭痛の原因は目の病気の可能性も!
光が眩しい時に起こる頭痛は、目の場合、様々な病気で起こり得ます。
もっともポピュラーなものが、 眼精疲労や ドライアイです。
たとえば、仕事で長時間パソコンを使ったり、遅くまでスマホを見ていたり、コンタクトレンズやメガネを常用していたりする人は、眼精疲労やドライアイになりやすいです。
涙やまばたきの減少、ストレスなども関与していますが、 高血圧や糖尿病などの生活習慣病などが原因になることもあります。
予防としては、職場では適度な休憩を入れて目を休めたり、睡眠をしっかりとって目の疲れを取り除いたりすることです。
それでも、目の不快感が続く場合には、症状が悪化する前に医療機関を受診してください。
他にも、光が影響する目の病気として「閃輝暗点(せんきあんてん)」「光視症(こうししょう)」「若年性白内障」「緑内障」などがあります。
特に、若年性白内障は進行が早く、1ヶ月も経つと視力が急低下して手術などが必要になるので注意が必要です。
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光が眩しい時に起こる頭痛の原因は紫外線アレルギー?
紫外線アレルギーは主に屋外で活動した際に起こるもので、日差しの眩しさと涙が出て、目が開けられなくなり頭痛が起こります。
また、目の充血や焼ける様な熱さを感じ、中には吐き気や皮膚のかゆみを伴う方もいます。
そして、症状が進むと、角膜や水晶体の炎症の他、目の腫れが出てきます。
予防法としては、UVカットされたサングラスや、サンバイザー、つばの広めの帽子を被るなど、直接、目に太陽光が入らないようにします。
また、出来るだけ日陰を選んで活動することも対策の1つとなるでしょう。
ところで、これら以外にも「光が眩しい時に頭痛を感じる」病気に、 自律神経失調症や うつ病があります。
このように、決して油断できない病気が潜んでいることもあるので、もし症状が出たら、早めに医療機関を受診してくださいね。
まずは、何が原因となって頭痛が生じているのかを確かめる必要があるでしょう。
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