インフルエンザの合併症の種類!肺炎や脳症の症状とは?
インフルエンザにかかると、数日間高熱が続いて大変ですよね。
ですが、本当の怖さはそれだけではないのをご存知ですか?
治ったと思った後でも合併症を引き起こすことがあるのです!
特に慢性呼吸器疾患や心疾患、糖尿病など、持病がある人は要注意です。
もちろん命に関わる病気に移行する危険性があるため、決して侮れません。
そこで、今回はインフルエンザの合併症の種類と症状についてご紹介します。
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インフルエンザによる合併症の種類
合併症の種類の中でも、最も多いのが 肺炎です。
続いて、急性脳症やライ症候群も心配です。
それだけでなく、 中耳炎、結膜炎、副鼻腔炎、心筋炎、心合併症、急性筋炎などを発症する可能性もあります。
持病がある人の他、乳幼児、高齢者、妊婦の場合も合併症を起こしやすいといわれています。
特に子供がかかりやすいのは中耳炎、脳症、ライ症候群、心筋炎、心膜炎です。
また、高齢者の場合は肺炎や気管支炎にかかることが多いです。
インフルエンザにかかったら、医者の指示に従いしっかり休養することで合併症を防ぐことができます。
また、あらかじめ予防接種を受けておくことも大切ですね。
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インフルエンザの合併症・肺炎の症状とは?
インフルエンザによる死亡の原因の90%を占めるのが 肺炎です。
肺炎には、インフルエンザウイルスが原因で起こる一次性のものと、その他の細菌によって感染する二次性のものもあります。
二次性の肺炎の方が発生する頻度が高いです。
肺炎の症状は、高熱が続き、咳や痰が出ます。
胸が痛くなったり呼吸が苦しくなったりすることも珍しくありません。
とはいえ、そもそもインフルエンザの症状と似ているので見分けにくいかもしれません。
一次性の場合は発症してから 3日以内に症状が出ます。
二次性の場合はインフルエンザの症状が治まった後に発症します。
高熱が長く続く場合や、一度下がってまた発熱した場合は肺炎の可能性があるので、早めに受診する方が得策です。
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インフルエンザ脳症の症状とは?
脳症はインフルエンザに感染してから 3日~2週間経ってから発症する病気です。
子どもが発症しやすく、特にライ症候群にかかることが多いです。
症状は発熱や喉の痛みが始めに起こり、その後 激しい嘔吐があります。
意識障害、けいれんなども起こります。
異常行動や言動なども症状の1つです。
6歳以下の小さな子供が発症しやすく、一番多いのは1歳児とされています。
以前は発症すると死亡率30%といわれていましたが、現在は10%以下に下がったといわれています。
とはいえ、治った後も後遺症が残る場合もあり、心配な合併症です。
何か不審な点があると思ったら早めに病院に行きましょう。
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